ＴＣＲ横浜現場絵ＲＳ「ぶっちぎりベストコレクション」

ちょうど歌番組やらラジオとかを本格的に聴き始めて
しばらくたった頃に
横浜銀蝿が売れ始めてきた頃で
「ツッパリHigh School Rock'n Roll（登校編）」とかが
めっちゃ流行ってた頃でした
小学校６年生になったばかりの頃かな
もう「ボンタン」とか言っても通じないですよねぇ
中学校入ったら制服のズボンの裾絞ったりしてたな（笑
銀蝿の曲はどれもそこそこ好きだったし
結構聴いていたけどレコード買ってまで…というほどじゃなかったのですよねぇ
当時の私は結構ひねくれてたから
横浜銀蝿の「ビジネスつっぱり」がちょっと透けて見える感じが
イヤだったのですよねぇ…楽曲はカッコ良いと思ってたけど。。。
だって、銀蝿のメンバーって全員大卒なんですよ
その頃の本当の不良とか暴走族って
ほぼ中卒で普段は土方でしょ
リアルでそんな先輩とかもめずらしくなかったし（苦笑）
で、楽曲の設定が高校生であることが多かったのに
楽曲内の歌詞で乗ってるのはバイクじゃなくて
クルマなんですよねぇ。。。
その辺りの矛盾さがどうもちょいと当時は引っかかって。。。（笑

でも批判するつもりはなくて楽曲はカッコよかったから
良くレコードは借りてきてテープに録っては聴いていたのです。
私にとっていわゆる「ロックンロール」というと
横浜銀蝿が最初に浮かぶのですね

で、この最初のベスト盤となったレコードは
実は結構大人になってから買いました
中学生の頃、めっちゃ好きだった
「あせかきベソかきRock'n Roll run」が
どうしても聴きたくなって。。。

で、デビュー曲の「横須賀Baby」から
解散前の最後のシングル「哀愁のワインディングロード」まで
収録されたこのベスト盤はさすがシングル曲ばかりの内容だけあって
最初から最後まで全く退屈することなく
横浜銀蝿流のロックンロールを軽快に聴かせてくれます。
私にとっては感受性の高い時期に聴いた曲ばかりですから
また特別の思いがどの曲にもありますし
当時のいろんなことを思い出させくれるトリガーになる１枚です。

1982年12月21日リリース