CULTURE CLUB COLOUR BY NUMBERS

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中学1年生の冬に広島FMの放送が開始となり(1982年12月)
それまでFMエアチェックのネタがNHK-FMしかなかったことに比べると
聴く音楽のジャンルが一気に広まりました。
(しかし今でも広島は民放FMが1局しかないのは寂しいですね)

そうして洋楽にも興味を持つようになり
ちょうどその頃、マイケルはビリー・ジーンを歌い
デヴィッドボウイはレッツ・ダンスを歌ってた頃…

そのしばらく後にイギリスで火のついたカルチャークラブの
「君は完璧さ」(Do you really want to hurt me)が
ビルボードでも上位に食い込み(最高位2位)
ボーイジョージのそのルックスが非常に話題になり始めた頃でした。

最初の世界的大ヒットとなった「君は完璧さ」は
その頃の私にはピンとこなかったのですが(今では大好きです)
その後のシングル、「タイム」、「カーマは気まぐれ」
「ポイズンマインド」は見事に中学生の私のハートに突き刺さり
そのヒット曲3曲が収録されたアルバム(タイムが収録されているのは日本国内盤のみ)
「カラー・バイ・ナンバーズ」に当然夢中になったわけです。

で、前出のシングル3枚のみならず
1曲目のカーマ・カメレオンからラストのヴィクティムズまで
どれひとつ退屈・つまらないと思わせる曲が
ひとつたりともありません。

おまけにボーイジョージのボーカルはルックスはあれで
本物のゲイなのに非常に男性的でセクシーです
男性ヴォーカルで「うわぁ、この声はたまらんわ」って思うことは
ほとんどないのですがボーイジョージの声は
今このアルバムを聴いてもサビの効いた何ともステキな声です。

ここに載せるためにもう1回通して改めて聴いたのですが
…っっ、本当に今でもめちゃくちゃ良いアルバムです。

1983年10月リリース

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