REBECCA「BLOND SAURUS」

0

しまった!
一応、ここのコレクションって
「昭和のレコード 邦楽編」なんだけど
今回のレベッカの7thアルバム
1989年5月リリースだから
もう「平成」だ!
(昭和は1989年1月7日まで)

まぁちょっとおまけしてくださいまし(苦笑)

レベッカとしては現在のところ
最後のアルバムがこの「BLOND SAURUS」です。
このアルバム後の「コンサートツアー『BLOND SAURUS』
続くコンサートツアー『BLOND SAURUSの逆襲』の日本武道館公演を最後に活動を休止
翌年の1991年2月14日に解散となりました…
当時の私は本当にレベッカ大好きでしたが
残念ながら再結成後のレベッカはまた別のグル^プだと思っているので
私にとってのレベッカの最後のスタジオ音源は
このアルバムになるわけですね

A-1のタイトル曲「Blond Saurus」から
レベッカらしさ全開で始まります!
オープニングらしいビートの効いたゴキゲンなナンバーです

続いてテンションを保ったまま「Vanity Angel」へ続きます
11thシングルでもありますね!
レベッカのシングル曲でまぁハズレはありません!
でもこの曲。ちょっと「TIME」の頃の雰囲気ですよね
ちょっとソフトな感じのアレンジといい
NOKKOの歌い方といい…でもそれが悪いわけでもなんでもなく
間違いなく良い曲です!

A-3は後期のレベッカらしいダンサンブルなポップナンバー
「Navy Blue」です。
こういうミディアムテンポの曲作りが
明らかに絶妙になってきましたよねぇ
土橋さん体制になったばかりの頃にはなかった曲だと思います。

A-4は「Cotton Love」
私の主観ですがこのアルバムの中で
一番ベストなのはぶっちぎりでこれだと思っています。
NOKKOはこういうちょっと憂いのあるメロディの方が
合うような気がするんですよねぇ~
ちょい張り詰めたテンションのマイナーメロディって
いいですよねぇ…当時もバカみたいにこの曲リピートしましたが
未だにまったく飽きません!

A-5はしっとりまったりとしたバラードの
「Little Darling」で締めくくります
こういう街中の秘密基地系の物語もいいですよねぇ
それにしてもNOKKOはこういうシチュエーションの曲が
やたらと似合いますよねぇ
両想いなんだけど何か報われなくて不安だらけっていう感じ…
これも私の思い込みではあるのですが(苦笑)

B面オープニングはこれも後期レベッカぽい
ダンサンブルな「Lady Lady Lady」で始まります。
しかしNOKKOの歌声は以前はパワフルさばかりが前面に出ていましたけど
この頃になるとテンションの強弱がすっごく巧みになってきましたよねぇ
ライブだとこの曲もっとパワフルに歌いますよねぇ
どっちも魅力的で文句ありませんね!

B-2は「SUPER GIRL」
このアルバム発売から4ヶ月後にリミックス版が
12thシングルとなりました
軽快でキャッチーなレベッカらしい曲です!
このアルバムヴァージョンももちろんいいのですが
後に出る「SUPER GIRL (SUPER REMIX)」
「SUPER GIRL (Straight Remix)」では
スティーヴ・ヴァイがLead Guitarとしてプレイしています!
どうしてもそちらのほうに注目してしまいますねぇ(笑

派手な曲の後のB-3はしっとりとした「Naked Color」
このアルバムの聴きどころって
まぁA-4は別格として…
A-5やこのB-3のちょっと地味目な曲が妙にいいのですよねぇ
レベッカらしい派手な曲より
こういうちょっとシリアスな曲がかなり耳に残ります。
こうしてみると「Wild Honey」あたりから比べると
やはり随分方向性も変わっているのですよねぇ

B-4は「When You Dance With Me」
忘れもしませんが一番最初に聴いたときに
「あ!これは今のNOKKOの好みだろうなぁ」と思ったら
やはり作曲がNOKKO自身なのですよね
きっとNOKKOの好み的にも元々はこういうダンスミュージックなんですよねぇ
初期のマドンナっぽい感じもしますよね
そのころはNOKKOももろに和製マドンナという方向性でしたが…

ラストは「One Way Or Another」
若干アレンジは異なりますが
「Vanity Angel」の英語版です

最初から最後まで通して聴いても
相変わらずの完成度の高さですねぇ
もろに私のハイティーン時代はレベッカ全盛期だったので
やはりどの曲にもいろいろな思い出が付いて回ります

だからどのアルバム聴いても
思い入れあり過ぎるのですよねぇ(苦笑)
まぁ多感な頃に聴いた音楽はそんな感じですよね!

全く関係ない話ですが
さすがにこの頃は私も実際に聴くのはCDがメインで
このアルバムも発売と同時にCDで買い
随分後でアナログ盤を探し回ったのです
もうこの頃になるとレコードはかなり生産枚数も少ないので
なかなか見つからなくて苦労して手に入れたのです
まぁサウンド的にはCDのほうが合いそうな気がしますが
どうしてもアナログ盤が欲しかったのです
(レベッカの他のアルバムは
既に全てアナログ盤を入手していたから…)

1989年5月21日リリース

Default