堀江淳「硝子通り~去りゆく季節の中で~」

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1981年発売の堀江淳さんの1stアルバム
このアルバムと例の大ヒットデビューシングル
「メモリーグラス」が同時発売だったのですね。

以下、ウィキペディアからのコピーですが…

東京・広尾の交差点で昼間に信号待ちをしている時に
「水割りを下さい。涙の数だけ」という歌詞とメロディーが思い浮かび
それを基に「メモリーグラス」という曲を書き上げた
(酒を提供する店でアルバイトしていた時期があり
客の「水割りを下さい」という言葉が耳に残っており
そこからインスピレーションを膨らませたという)
既に決定していたデビュー曲を押しのけ「メモリーグラス」でデビューを飾る

本来の予定ではメモリーグラスがデビュー曲ではなかったのですね!

私、当時12歳になったばかりで
小6だったのですが、ベストテンとかで
この曲聴いてすっごく気に入っていました
親戚の家にまだ流行り始めたばかりの
家庭用カラオケがあって
そこにあったカラオケテープにメモリーグラスがあって
当時、親戚が揃う飲み会とかで
うれげに歌ってたなぁ(笑
やだやだ、メモリーグラスを感情たっぷりに得意げに歌う小学生…

まぁそんなことはさておき
このアルバムにはセカンドシングルにカットされる
「ルージュ」も収録されているのですが
これがまた良い曲で当時から大好きでした。
この曲がシングルカットされる頃には
FMエアチェックできる環境が揃った頃で
この曲もやたら聴いてはテープに合わせて歌ってました。
実はDAMだと「ルージュ」もカラオケであるのですよねぇ
今だに結構頻繁に歌いますよ
もちろんひとからで…(笑

このアルバム自体を手に入れたのは立派に大人になってからで
「メモリーグラス」や「ルージュ」の状態の良い音源が欲しかったからですが
さすが堀江淳さん!アルバム通して聴いても
非常に聴きごたえあって良曲ばかりです。

オープニングはイメージインストゥルメンタル(?)の小曲で始まり
すぐにデビュー曲の「メモリーグラス」に続きます。
いや、今聴いても「これは売れるよなぁ」と納得の曲です。
キャッチーで覚えやすいメロディに
やはり歌いだしの「水割りをくださ~い~♪」がインパクトありすぎです。
メモリーグラスの存在感が強ぎすぎてしまいますが
他の曲も何ともこの時代のスナックあたりで歌うと似合いそうな
雰囲気良い曲ばかりです。
A-3「ひとり芝居」、A-5「蒼い季節」
B-2「雨の夜にはワイン」、B-3「硝子通り」あたりの
後ろ髪ひかれそうなくらーい曲がおススメです。
いや…明るくてさわやかな曲も半分近くあるのですが
ほら、他のアルバムのレビューでも散々書いているけど
ドスーンと暗いのが好きだし
私が堀江淳さんに求めるのは正にそういう部分だし。。。(笑

そうなるとやはりA-6、セカンドシングルの「ルージュ」が
ぶっちぎりにいいのですよ~

「いつでも私から電話ばかり
思えば迷惑だったかしら
せめて想い出だけは
きれいな化粧をさせてよ」

…なんてサビのフレーズ…もうたまりません!
あぁ。。。カラオケ行きたくなってきた(笑

1981年4月21日リリース

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