PEARL「PEARL FIRST」

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SHO-TA(田村直美)率いるパールの1stアルバム

いきなり話が逸れますが
このパールの1stが出たのが
1987年初頭で私が高校2年生
当時かなり気に入って聴いていて
続く2ndアルバムも買いました。

まぁでもそのうち聴かなくなって
2ndはCDだからそれでもたまに聴いて…くらいだったのですね。
で、中心人物のSHO-TAこと田村直美さんが
ソロでそれなりに売れ始めていたことを
全く知らなかったのです…
(その頃、もう既に最新ヒットなんてチェックしてないし)

で、1995年頃に偶然「ゆずれない願い」を聴いて
「んんんんん?どっかで聴いたことある声と歌い方????」
「誰だこれ?田村直美????なんか聞いたことあるような気が????」
「ああああああ!SHO-TAじゃん!!!!パールの!!!!」って
たいそうびっくりたまげたことを覚えています(笑

パールはSHO-TA以外のメンバーがなかなか固定されず
4枚目のアルバムが出る頃にはSHO-TAひとりになっていたのですね
で、田村直美としてソロでやることになって
消滅したのですが
1997年に新たなメンバーで復活したのだそうです。
残念ながら私は2ndまでしか知らないのですが…

で、この1stアルバム!
いかにもバンドブーム時ならではの
勅の良い曲で埋め尽くされていて
今聴いてもなかなかいい感じです。
正直、この独特のギターサウンドは
好みがわかれるかもしれませんが…(苦笑)
分厚い感じにしたかったんでしょうね
でもライブ音源とかを聴くと割と普通のギターサウンドで
この1stのレコーディングだけこの方向の音作りのようです。
(2ndも比較的ノーマルです)

A-1の「Love Songを」からパールらしい
ノリノリのロックナンバーでスタートします。
A-2の「Blue Cap Man」はちょいスロー目で
マイナーキーのヘヴィぃな曲ですが
私、こういうの好きなんですよねぇ…
でも「青い帽子の男」ってタイトルだけ見ると
中学校の時の体操帽を連想しちゃいます(笑
(私の学年は青だった)
A-3はこれまたノリノリの「Half Moonに照らされて」
これも文句ナシにカッコいいですよねぇ
またベースラインも何とも言えずいいですよねぇ
まぁこの手の曲をあまり嫌いな人はいないでしょ!という
王道なガールズロックです
A-4は美しいバラードの「Cry My Boy」
SHO-TAの歌唱力が存分に発揮される珠玉の1曲です。
で、A面ラストは「記憶をよびおこせ」
いやーやっぱりこの手のマイナーキーのアップテンポな
ロックナンバーはたまんないですねぇ
どの曲もレベル高いですが
A面で一番好きなのはこれかな!

B面も最初からテンション張り詰めて野呂海苔です
まずは「Hey Kids Move」
うん、やっぱりこのアルバムの収録曲の傾向って
基本的に私の好みに合うみたいです
これもまたメッセージ性の強いメリハリの効いた良い曲です。
B-2はすこーしゆるめのテンションのロックナンバー
「気分はどうだい?」
同じようにテンション張り続けた曲が続いた中で
ここで少し気分転換ですね
B-3はアップテンポでテクニカルなギターカッティングが印象的な
「New Song」。。。これもリズムギターもいいですが
ベースラインがカッコいいですね
B-4はラスト前の導入部的な
短めのバラード「子供たちに」
この曲、歌詞聴いていると絵が浮かぶんですよねぇ
短いのですが妙に切なくさせる1曲です。
で、ラストは「One Step」
たぶん初期のパールを聴いている方のほとんどが
これを代表曲だと思っているはずです!
これほどいろいろ挫けそうなときに元気づけてくれる曲もありません!
とにかくいつ聴いても前向きにヤル気にさせてくれる
元気のもとになる1曲です。
やっぱ邦楽って歌詞が日本語だから
ダイレクトに心に飛び込んでくる部分が大きいですよねぇ
実はこれ書くためにヒサビサに聴いたのですが
「さぁ明日からがんばるか!」って気にさせられました!

1987年1月2日リリース

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