Madonna「True Blue」

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マドンナの3作目のオリジナルアルバム
前作「Like a Virgin」で世界的に飛躍したマドンナですが
個人的にはこのアルバムが歴代のアルバムの中で
最強だとい思っています。

1曲目の「Papa Don't Preach」が
正に私の大好物のテンションがピンと張った感じの
マイナーキーの曲でいきなりもうたまりません
歌詞もこれまでのシングル曲に比べると
少々シリアスなものなのですが
またそれもこの曲の魅力だと思います。

余談ですがそれにしても…
レベッカの「Monn」は間違いなくこの曲に
インスパイアされていると思うなぁ
Aメロからサビまで共通点が多すぎます。。。(苦笑)

2曲目「Open Your Heart」は
今度は一転してこの時代ならでは
煌びやかで明るいサウンドで魅了します
これもいいですよねぇ…
このアルバムからの4枚目のシングルでもあるのですが
4枚目?なぜそんなに出し渋ったの???
これが1枚目でいいでしょ
せめて「Papa Don't Preach」に続いて2枚目とか…

しかしまぁ…これも当時、邦楽しか聴かない方が聴いたら
まさにレベッカサウンドだよねぇ(苦笑
私はどちらも大好物ですが…

で、4曲目の「Live to Tell」が
このアルバムから最初にシングルカットされた曲です。
確かにいい曲だし
また違ったマドンナの魅力を引き出している
美しいバラードですが
これが最初ってちょっと賭けだったのじゃないかなぁ
「Like a Virgin」からのシングルが
明るいポップな曲ばかりだったからその反動かな…
でも確かに文句なく名曲なことは間違いないです。

B面2曲目はタイトル曲でもある「True Blue」
3枚目にシングルカットされた曲です。
こういう街を闊歩するような
軽快なノリの曲っていいですよねぇ
聴いていて心地よいし
メロディも思わず口ずさみたく馴染みやすさ
うーん…どうやったらこんな曲かけるのでしょうねえ
確かにタイトル曲にふさわしい
ある意味、最もこのアルバムらしい1曲です

続いては「La Isla Bonita」
5枚目のシングルカットとなった曲ですが
この曲、日本では一時期
正にマドンナを代表する曲のようになっていましたね
ドラマの挿入歌として使われたり
CMでも使われたりしていたので
洋楽聴かない人でもこの曲は知っているという方も
多いと思います。
私は。。。個人的には。。。この曲なら
あえてマドンナでなくても。。。って感じがして
あまり好みではなかったりします(苦笑)

B面4曲目は「Jimmy Jimmy」
シングルカットされいるわけでもないですし
このアルバムの中では地味な扱いを受けている曲ですが
私、意外とこの曲好きなのですよね
マドンナらしい軽快なポップなノリでいいですよ~

そんな感じで名曲だらけの1枚です。
1stや2nd、もちろんこの後に出るアルバムに比べても
全体的なクオリティでは
この3rdが最高傑作だと思います。
まさにおススメの1枚です。

完全に余談ですが私の持っているのは日本国内盤で
日本盤ならではの「帯」がついているのですが
この日本盤の「帯」って邦楽でも洋楽でも
当時の空気感を表していていいですよねぇ
特にこのアルバムの帯のように
本来のジャケット・アートワークのデザインを
できるだけ損ねないようにデザインされているものは
いいですよねぇ…
これやライナーがあるから
輸入盤より国内盤をできるだけ買うのです

1986年7月25日リリース

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