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BMW M3 (E30) 1987 1/18 MINICHAMPS
E30型M3
最初のM3ですね。
E30型3シリーズをベースとしながらも
ボディ剛性や空力性能を高めるため
大幅な変更を行い
12箇所のボディパネルが専用品で
より大きく太いホイールを装着するためにブリスターフェンダーを採用し
結果、ボディパネルで標準型3シリーズと共通なのは
ボンネット、ルーフパネル、サンルーフそしてドア内部パネルのみとなっています。
エンジンは当時レースでも大活躍していた
M1やM635CsiのM88型 3.5LDOHC直列6気筒エンジンから
2気筒を切り取ってつくられた2.3L直列4気筒エンジンでした
まさにレースに勝つために作られたクルマで
登場してすぐに欧州ツーリングカー選手権で大活躍することになります。
まぁ、M3のことはいくらでもあちこちで書かれているので
あまり詳しくは書きませんが
私、M3だけじゃなくてベースとなった
このタイプのE30型3シリーズが本当に大好きなのです!
ミニカーじゃなくて
実車も初めて買ったビーエムがこのE30型3シリーズだったのです
もちろんM3なんか買えなかったし
当時はレーシーなM3の4気筒エンジンより
上品で絹のようになめらかに回ると言われた
シルキーシックスを味わいたくって6気筒エンジン車を買ったのです。
1987年型の325iでマイナーチェンジ前モデルだったから
鉄のメッキバンパーのタイプ(イータじゃない325ね)
アルピンホワイトでした
これが本当にどこをどんな速度域でも走っても
エンジンのフィールが滑らかで気持ちよくって
どこまでも走っていけそうなまさに相棒でした。。。
もちろん中古ですよ
7年落ちで走行たった7000kmの極上物で
一発で「これだ!」と気に入って
最初に見て30分で契約しました
まぁ当時はディーラーに勤めていたので
社内販売なのですが…
3年で10万キロ乗って手放したのですが
たった3年間でも距離を乗ったからまぁいろいろありました。
ドレスアップ的にはMテクのフルエアロを組んで
ザックスのサスを入れて少車高を落として
ホイールはいろいろ替えたけど基本的には1インチアップの16インチで
マフラーはANSAだったっけかな…
それだけでも随分お金をつぎ込みましたが
それ以上にトラブルもいろいろありました。
まずパワステポンプはもはや消耗品です。
3万キロ前後で必ず壊れてパワステオイルが全部抜けます(苦笑)
そのたびに社販で安いとはいえ
5万円弱出費します。
で、悪評の高い当時のZFオートマも5万キロ前後で逝きます
これは確か30万位かかったかな…
パワーウィンドウもやたら壊れます。
酷いときは走行中に「ガターン!」と大きな音で
窓ガラスがドアの中に突然落下します(汗)
あとは細かく足回りを中心にブッシュ類が頻繁に交換を要します。
ただ普通にやると工賃が高いのですよ。
仲の良いメカの皆さんに焼肉おごってはやってもらってたなぁ
他には…これは私が悪いのですが
バックして車止めにマフラーをぶつけてしまって
その衝撃がボンネット内まで伝わり
エンジンマウントがちぎれたことがありました…(汗)
私が悪いといえば…もうひとつ…
車高を少し下げるとやたらとオイルパンを打ちやすくなるので
注意が必要です…
一度モロに割ってしまって
道路をオイルまみれにしてしまいそうになり
大変なことになったことがありました…
(手早く処置はしたのと交通量の少ないところで
2次災害は起きなかったのですが…)
まぁ、思い出すエピソードが山盛りなクルマでした。
でもいくらかかっても全然イヤにはならなかったのですよねぇ
さすがに10万キロ乗って2回目のオートマトラブルに見舞われて
「これはまいったなぁ…また30万???」と思っていたところへ
社内のタイミング的に何か新車を買わないと
マズイ雰囲気だったこともあり
結局買い替えてしまったのですが…
未だにたまにE30・3シリーズを見るとワクワクしてしまいます。
…完全にM3の話から離れてしまいましたが
そんな理由もありこのM3のミニカーを眺めてても
まぁいくらでも酒が進みます(笑
これダークブルーっていうのがいいですよね
おそらくM3では珍しい色ですが
当時の普通の3シリーズは濃紺も人気でした
これもいいですが
今だったら懐かしのドルフィングレーがいいかなぁ
それともやはり定番のダイヤモンドブラックか
アルピンホワイトか…
いろいろ考えていると妄想も止まりません…(笑