- Ferrari in Red Museum
- 2F Competizione e Sport Prototipo (Competition and Sport Prototype)
- Ferrari 330 P3 Spyder #27 Le Mans(1966)
Ferrari 330 P3 Spyder #27 Le Mans(1966)
Ferrari 330 P3 Spyder #27 Le Mans(1966)WERK83
先に展示した#20の僚車。
#20同様にヘッドライトにテーピングがされている。ヘッドライトの部分は同じデカールだが、#20にはフェンダー部分にも白と黒のテーピングがあったが、#27にはそれはない。たぶん実車もそうだったのだろう。
プロポーションモデルなので綺麗なボディだが、やはりドアを開けたりエンジンなどを眺めたいところだ。
スパイダーボディであり、クローズドボディとはエンジンフードにも若干違いがある。
実車
先代モデルP2からシャシの軽量化がはかられ、ドアもアルミ合金に代わってグラスファイバーに変更された。
エンジンは4リッターV12で、ウェーバー製6連キャブレターからルーカス製のフューエルインジェクターへと変更されている。
その結果、出力は420ps/8,200rpmとなった。
ギヤボックスはZF製5速ギアボックスに変更された。これに関しては、フェラーリの開発が間に合わずZFを採用した説と、フェラーリの設計を元にZFが作り上げた説があるらしい。
製作された330P3は、わずかに3台のみ。
例の1966年のル・マン、つまりフォードGT40Mk2に表彰台を独占され、その後4連覇を許す最初のレース、映画『Ford v Ferrari』の題材となったレース、あのレースで走った1台だ。
#27のドライバーは、ペドロ・ロドリゲス(Pedro Rodriguez de la Vega)と、リッチー・ギンター(Richie Ginthet)と、マリオ・アンドレッティ(Mario Andretti)だった。
結果はDNF(Did not finish)、同じDNFの#20は接触事故による棄権で、#27はギヤボックスのトラブルによるものだった。
真適当工作
2024/03/09この頃からグラスファイバーが出始めたんですね❗
映画のフォードVSフェラーリでGTOがコースアウトしてクラッシュ~ボディーが飛び散るシーンがあったけど、これ違うだろって思って観ていました😃
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64style
2024/03/09 - 編集済みいつもコメントいただきありがとうございます。
色々と資料を漁って記事を書くのですが、製作経緯やテクニカルデータなど資料ごとに齟齬があったりします。
たかだか60年ほど前のことですが、すでに伝説の部分があります。
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真適当工作
2024/03/09当時のカーグラフィックでフェラーリファクトリーでボディーをアルミで叩き出している写真を見ていたもので☺️
5人がいいね!と言っています。
64style
2024/03/09調べても調べても決定稿になりません!
多分、ドアのみグラスファイバーです。
ひょっとすると、前後フードも?
所謂、『知らんけど~』です(笑)
ありがとうございます
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