VALOTTE / JULIAN LENNON

0

ジョンの長男、ジュリアンのデビューアルバム。
中古ではよくよく見かける一枚ではありますが、500円でもちょっと手が伸びずにいたところ、20%オフセールで良さげな状態の格安アメリカ盤を見つけたので買ってみました。
クレジットを見ると、ジュリアンはベース、キーボード、ドラム、パーカッションとボーカル以外も多彩にこなしており、父への影響や努力の片鱗を窺い知ることができますが、二世アーティストで才能がある場合って非常に低確率であることも事実で、親を超える、親に迫るということはありませんでしたが、それでもこの1stアルバムにはジョンの面影が映り、特に本作冒頭の表題曲を高校生で初めて聴いたときは、亡きジョン•レノンを感じました。
プロデュースはフィル•ラモーン。鳴物入りでデビューさせようとしたとき、選択肢はフィル•ラモーンだったのかもしれませんが、結果として音は当時の今風となり、少し個性が削がれた印象も受けます。
そんな印象が私の中にずっとあり、中古で見かけても今まで手に取ることがなかったのでしょう。
久々に聴いてまた少し感慨深くなりました。

https://youtu.be/IrR-vqvxOnk?si=38fk1OMnlhhiNAx-

Default