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9.5カラット / 井上陽水
「氷の世界」以来、二度目のミリオンセラーとなった井上陽水のセルフカバーアルバム。 とはいえ作詞で松本隆、ユーミン、流れ星犬太郎(糸井重里)、作曲で玉置浩二が参加しているため、若干陽水以外の手が加えられているということで、カラット数を下げてこのようなアルバムタイトルにしたとのこと。 古くは石川セリへの「ダンスはうまく踊れない」や水谷豊への「はーばーらいと」から中森明菜への「飾りじゃないのよ涙は」、玉置浩二との共作「ワインレッドの心」「恋の予感」など、そこに新曲「いっそセレナーデ」を入れた完璧なラインナップです。 「氷の世界」は時代の先を行く作品でしたが 本作は時代の先陣を行く名盤でした。 https://youtu.be/BX3OmaxMfis?si=k-c0t1H9NKSVysI9
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1984年犬がミケの一族
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MISS BRND-NEW DAY / サザンオールスターズ
サザンのシングルもコンプは大変なので、まずはCD普及前の「メロディ」までは集めたいところ。 残すところわずかですが、こちらも100円でゲット。 当時は17歳。いろいろ思い出しますね。 https://youtu.be/dbw0VyNo-Cs?si=48DABVMe5hNgwtxP
EP さ 110円 ブックオフ 2024年2月犬がミケの一族
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夏服のイヴ/時間の国のアリス / 松田聖子
ずっと探していた一枚。 1stプレスが発売された1984年5月は「時間の国のアリス」がA面でしたが、主演映画の公開に合わせカップリングの主題歌「夏服のイヴ」をA面とした2ndプレスが1984年7月に発売されました。 世に出回っているほとんどは1stプレスのため、この2ndプレスのジャケットはなかなか出てきません。 何年もかけて探したのに、見つけた時は300円と格安。 こんなもんですね。 作詞:松本隆、作曲:日野皓正、アレンジは笹路正徳。松田聖子のシングルの中でも指折りに歌うのが難しい楽曲です。 https://youtu.be/rN6YNmgUg3E?si=owUB1U_4UdIC1fMz
EP ま 330円 ハードオフ 2024年1月犬がミケの一族
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GOODBYE CRUEL WORLD / ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS(紙ジャケCD)
前作のヒットを持って、続編的に作られたコステロの9作目。 プロデューサーも前作同様クライヴ•ランガー&アラン•ウィンスタンレーで、今回はゲストとしてダリル•ホールやスクリッティ•ポリッティのグリーン•ガートサイドらが参加しています。 前作と今作のポップさは如何にも80年代で、この時代ならではの異質さを持っています。 本作収録の「ザ•コメディアン」はのちにロイ•オービソンが遺作の中でカバーしていますが、提供する際、コステロ自身が若干改作しています。 https://youtu.be/2RVrtn0gcPo?si=ZqYKbz_-ib7rXPfF ROY ORBISON & ELVIS COSTELLO / THE COMEDIANS https://youtu.be/uO9kV-FoyoU?si=tJZFr1kSPOpw_3xU
紙ジャケットCD E 2058円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族
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MODERN VISION / 原田真二&クライシス
原田真二、16枚目のシングル。 当時もかなり好きでしたが、100円で見つけたので早速購入。 ここではバックバンド、クライシスの古田たかしのコメントから少し。 佐野元春のハートランドに加入しながら、並行してクライシスのメンバーでもあった古田たかしは、佐野元春と原田真二に多くの共通点があることを述べています。 渡米していることや、芸能事務所からいち早く独立していることなど、単なるミュージシャンとしてではなく、やりたい音楽を突き詰めるためには何をすべきかを考え、マネージメントや法律についても勉強していた二人を古田たかしは間近で見続けました。 そんな似た者同士でありながら、タイミングが良かったのが佐野元春で、タイミングが悪かったのが原田真二だったと私は思っています。 2年早く渡米した原田真二は、80年代真っ只中で、戻り制作したこのシングルも80年代ロックとして非常に完成度の高いものになりましたが、2年後に渡米した佐野元春はヒップホップなども吸収し、90年代以降の未来を先行する画期的な「VISITORS」を発表します。 原田真二も、80年代後半に渡米していたら、また違った作品を生み出していたのでは? とはいえ「雨のハイウェイ」「愛してかんからりん」「モダン•ヴィジョン」の3作は、デビュー当時にも匹敵する名曲です。 https://youtu.be/O3FBBs-oAQg?si=Hc5yDvjUJ1vSTXEi
EP は 110円 ブックオフ 2023年11月犬がミケの一族
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BUILDING THE PERFECT BEAST / DON HENLEY(紙ジャケCD)
ドン•ヘンリーの最大ヒットとなったソロ2作目。 80年代ど真ん中という時代背景も手伝い、あの空気感でなければ表現できなかったであろう奇跡の名盤です。 MTVやCDの普及によりロックを聴く分母も増え、元イーグルスのグレン•フライやティモシー•B•シュミットらも、この年は挙ってソロアルバムを発売しました。 あれから約40年経ちますが、「ボーイズ•オブ•サマー」は錆びれることなく輝いています。 https://youtu.be/6RUIeX6UCT8?si=kuVystDGFVUdYGAG
LP D 2141円 2004年10月 1984年犬がミケの一族
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VALOTTE / JULIAN LENNON
ジョンの長男、ジュリアンのデビューアルバム。 中古ではよくよく見かける一枚ではありますが、500円でもちょっと手が伸びずにいたところ、20%オフセールで良さげな状態の格安アメリカ盤を見つけたので買ってみました。 クレジットを見ると、ジュリアンはベース、キーボード、ドラム、パーカッションとボーカル以外も多彩にこなしており、父への影響や努力の片鱗を窺い知ることができますが、二世アーティストで才能がある場合って非常に低確率であることも事実で、親を超える、親に迫るということはありませんでしたが、それでもこの1stアルバムにはジョンの面影が映り、特に本作冒頭の表題曲を高校生で初めて聴いたときは、亡きジョン•レノンを感じました。 プロデュースはフィル•ラモーン。鳴物入りでデビューさせようとしたとき、選択肢はフィル•ラモーンだったのかもしれませんが、結果として音は当時の今風となり、少し個性が削がれた印象も受けます。 そんな印象が私の中にずっとあり、中古で見かけても今まで手に取ることがなかったのでしょう。 久々に聴いてまた少し感慨深くなりました。 https://youtu.be/IrR-vqvxOnk?si=38fk1OMnlhhiNAx-
LP J 158円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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FEEL SO BAD / RCサクセション
インナースリーブのバットがジャケットの穴からイチモツとして飛び出すギミックになったRCの8作目。 A面がBAD SIDE、B面がGOOD SIDEとなっています。 所属していたロンドン•レコードが業績不振から解散したため、RCは古巣の東芝EMIに移籍しますが、事務所のリボンがこれまでの版権をRCには無断でNEWSレコードに譲渡したため亀裂が更に悪化します。 NEWSレコードからはベスト盤「EPLP2」やリミックス盤「MIX&MIXER」が発売され、このアーティストを無視した行為への怒りがBAD SIDEに収められました。 本作発売後、RCは事務所リボンを離れ、独立します。 https://youtu.be/4RTR608Za10?si=3YNWt8LqFFb2jwy6
LP あ 792円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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ISOLATION / TOTO
LP T 218円 ブックオフ 2023年9月犬がミケの一族
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DECOY / MILES DAVIS
LP M 550円 ブックオフ 2023年8月犬がミケの一族
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BRILLIANT TREES / DAVID SYLVIAN(紙ジャケCD)
人気絶頂だったジャパンを解散し発売されたデヴィッド•シルヴィアンの1stソロアルバム。 帯やインナーもしっかり再現されています。 プロデュースはジャパンの「錻力の太鼓」に続き、スティーヴ•ナイ。 ジャパンのスティーヴ•ジャンセン、リチャード•バルビエリのほか、ホルガー•シューカイ、坂本龍一などが参加しています。 その魅力的なボーカルはバンド時代以上に際立ち、独自の世界観を生み出しています。 https://youtu.be/bYB-6pfvWNc
紙ジャケットCD D 2600円 2008年7月 1984年犬がミケの一族
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TONIGHT / DAVID BOWIE(紙ジャケCD)
「レッツ•ダンス」成功の勢いそのままに制作された16作目。 個人的には80年代のエンタテイメントの渦に飲み込まれた作品だと思うのですが、当時は映画「ラビリンス/魔王の迷宮」や「アブソリュート•ビギナーズ」などへの出演、主題歌提供があったり、本作でもティナ・ターナーとのデュエットやビーチボーイズのカバーなど様々なことに挑戦し過ぎてしまったため、よく言えばゴージャス、悪く言えばまとまりがありません。 ヒットこそしましたが、このアルバムあたりからまた迷走が始まったように感じますし、それほど「レッツ•ダンス」の成功はデヴィッド•ボウイの運命を大きく変えてしまったのだと思います。 https://youtu.be/p4WG_y7owmM
紙ジャケットCD D 2600円 DISC UNION 2007年3月犬がミケの一族
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BIG BAM BOOM / DARYL HALL & JOHN OATES(紙ジャケCD)
どんどんロック化していくホール&オーツ。 80年代ロックの流行を見事に乗りこなしたアルバム。 しかし、流行を追ってしまったばかりに自分たちの本来のスタイルについてもその後試行錯誤することになります。 80年代で流行ったバンドやアーティストが必ずしも90年代に生き残れたわけではなく、それはビッグアーティストと呼ばれた人たちでも然りでした。 https://youtu.be/Q3F4c7E9IBU
紙ジャケットCD D 2100円 2002年4月 1984年犬がミケの一族
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ROCK’N SOUL PART 1 / DARYL HALL & JOHN OATES(紙ジャケCD)
以前発売された初期のベストアルバムは、レコード会社移籍時に編集されたものだったので、在籍中に本人の意思を持って発売された点では正規のベストアルバムと呼べる作品です。 この当時の人気からすれば、黙ってヒット曲を並べてもヒットしたと思いますが、そこに新曲を2曲追加したところにホール&オーツの勢いを感じます。 ロックでソウルな彼らをうまく表したタイトルですが、残念ながらパート2が発売されることはありませんでした。 https://youtu.be/XLYqTZKEpvs
紙ジャケットCD D 2100円 2002年4月 1984年犬がミケの一族
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RECKLESS / BRYAN ADAMS(紙ジャケCD)
ブライアン•アダムスの出世作となった4作目。 世界で1200万枚の売り上げを達成したモンスターアルバムで、6曲のシングルヒットを生みました。 この年はまさにロック豊作の年で 「1984 / VAN HALEN」 「SPORTS / HUEY LEWIS & THE NEWS」 「ELIMINATOR / ZZ TOP」 「SYNCRONICITY / THE POLICE」 「FOOTLOOSE」 「SHE’S SO UNUSUAL / CYNDI LAUPER」 「HERATBEAT CITY / THE CARS」 「PURPLR RAIN / PRINCE & THE REVOLUTION」 「PYLOMSNIA / DEF LEPPARD」 「BORN IN THE USA / BRUCE SPRINGSTEEN」 「90125 / YES」 などの名盤が生まれましたが 「レックレス」はその中でも輝く存在のアルバムでした。 https://youtu.be/eFjjO_lhf9c
紙ジャケットCD B 2800円 DISC UNION 2012年9月犬がミケの一族