FRANCESCO ZAPPA / FRANK ZAPPA(紙ジャケCD)

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偶然の出会いと時代の産物によって紡がれたフランク•ザッパ最大の異色作。

フランク•ザッパはカリフォルニア大学バークレー校の図書館で偶然、1763年から1788年にかけて活動したフランチェスコ•ザッパというイタリア人作曲家の作品を発見します。
ふたりが血縁関係にあるかどうかは不明でしたが、運命を感じたフランク•ザッパは、当時シンセサイザーの出始めのような機材だったシンクラヴィアを使用し、フランチェスコの作品を再構築します。

シンクラヴィアはFM音源のシンセサイザー、サンプラー、シーケンサー、ミキシングコンソール、コンピュータ端末、鍵盤で構成された楽器で、音色や演奏のデータをハードディスク上へ記録することが可能でした。
日本でもユーミンや小室サウンド、商業用BGMで多用されましたが、本作はそのさきがけとなったような作品で、ザッパなのにギターを弾いていない珍しい作品です。

https://youtu.be/CG_wAVjZhOo?si=EcpQn8BEgme4kh5i

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