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メロ / 面影ラッキーホール
2027年11月3日のレコードの日発売で、もう一枚購入したのが、今回初のアナログ化となった面影ラッキーホールのデビューアルバム「メロ」。
なんと言っても劇画マンガの巨匠であり、映画監督でもある石井隆のキャラクター、土屋名美のイラストが起用された甘美なジャケットにノックアウトされました。
面影ラッキーホールは90年代中期に結成されたファンクバンドで、庶民のリアルで情けない部分や普通では到底歌詞に落とさないエロスなフレーズを赤裸々かつ品良く散りばめたストーリー性が魅力的なバンドで、メジャーデビューとなった「代理母」以降の作品はCDで持っていたものの、インディーズ発売だった本作は秋田の田舎暮らしでは入手困難な一品となっていました。
面影ラッキーホールのサウンドは何処か昭和で、かつレッチリのようなファンクな面も持ち、のちのクレイジーケンバンドや在日ファンク、グループ魂、オカモトズ(ズットズレテルズ)あたりにも少なからず影響を与えたものと思われます。
ちなみに本作には発売当時のライブ音源がボーナスCDとして付属されています。
https://youtu.be/D3lWDrLuPUs?si=Nj01zNelwv-J2Sx6