Tourmaline トルマリン(2)

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トルマリンの一種。
トルマリンは圧力や摩擦、熱を加えると電気を帯びる石である。

エルバイトはリチウムを主成分としている種類で、宝石質のトルマリンのほとんどはエルバイトである。
様々な色彩があるが、紅色系と緑色系のものがよく知られており、紅色のものはRubellite(紅電気石)と言い、緑色系より高く評価されている。

エルバイトには1つの結晶に2色以上あることが珍しくない。それも柱状の結晶で上下色違いのもの、結晶の表面と中心で色が違うものがある。
表面と中心で色の違うものの結晶を輪切りにすると写真のように内側がピンク色、外側が緑色になっているものがあり、ウォーターメロン・トルマリン(スイカ)と呼ばれる。

結晶は柱を輪切りにする方向に割れやすいため、ウォーターメロン・トルマリンには接着品も多い。
柱面はキチンとした六角ではなく、丸みを持ち、断面は三角形に近い。
これはトルマリンの特徴で、緑柱石や燐灰石と異なる。

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