79回目の日記 令和六年最初の投稿
初版 2024/01/09 12:24
改訂 2024/01/23 12:26
Muuseo館長の皆様、今年もよろしくお願いします。
昨年に引き続き、まずは個人的なことになってしまうのですが、一昨年の家族の不幸に起因した相続に関する手続きに忙殺され、それが一段落すると、今度は親、そして私自身の健康状態が不安定化し、あまり遠出ができなくなりました。と、そんなことがあるものの、現代は家の中に引き籠ってもコレクション活動はある程度は可能であり、通販やネットオークションを利用して、CDなどを買い漁る日々です。まあ、そうでもしなければ、気が紛れないというのもあるわけですが…。その成果は、いずれ自身のミュージアムに反映させることを年初の目標として掲げ、ここでは別の話題を…。
例年は39年前のお正月映画を振り返る、ということをしてきており、そうなると1985年ということになるのですが、目玉だったのは洋画が『ゴーストバスターズ』と『グレムリン』、邦画が『Wの悲劇』『天国にいちばん近い島』の2本立てと『ゴジラ』。何とも追体験する気にならないラインナップ、特に『ゴジラ』(1984年版)は期待が大きかった分、ガッカリ。何しろ、高層ビルより背の低いゴジラ、または、当時新装開館したマリオン(本作品の上映館「日劇東宝」も付属していた)と同じくらいの高さのゴジラの繪面には閉口させられたものでした。
と、むりやり「マリオン」の名前を引きずり出しましたが、前段でチラッと触れたとおり、この前年(1984年)10月6日に「有楽町センタービル」、愛称「有楽町マリオン (Mullion) 」が開業していました。と、ほぼ同時期に日比谷地区の名館「日比谷映画劇場」と「有楽座」が閉館、またマリオン内の「日劇東宝」が東宝封切館になるのに伴い、「千代田劇場」が「日比谷映画劇場」に館名変更となりました。まあ、この辺りの経緯に関しては機会があれば触れますが、映画作品そのものよりも上映館の環境が、当時勃興しつつあるミニシアターブームとも相まって、変革しつつあるという期待と不安のある時期でした。
さて、上段では1985年お正月映画の右代表として5作品のタイトルを掲げましたが、それ以外で面白かったのが『ドーバー海峡殺人事件』で、ここではこの映画のサントラ盤CDの画像を掲げます。とはいうものの、このピノ・ドナジオによるアルバム、映画本編では使用されていないリジェクト版で、実際にはデイヴ・ブルーベックの作曲によるものだったのですが、その辺りはこのサントラ盤CDの展示・登録の際にもう少し触れてみたいですかね。
https://www.youtube.com/watch?v=BNuhGrNu6wk
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Ketatsuanoeu
2024/01/09 - 編集済み『ゴースト…』『グレムリン』『ゴジラ』で3Gとか言って盛り上がってましたよね。
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woodstein
2024/01/10Ketatsuanoeuさん、コメント有難うございます。御指摘を受けて、そのような言われ方をしていることを思い出しました。日記の本文中ではこれら「3G」についてはあまり好意的には触れませんでしたが、結果的にはこれらの作品はシリーズ化・続編製作がなされた、それなりの興行成績を収めたわけで、多少なりとも映画史に爪痕を残したとも言えるでしょう。
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CRASH AND BURN 場外劇場
2024/01/18 - 編集済み翌年は「バックトゥザフューチャー」「グーニーズ」「コクーン」でBGCとか
他には「バックトゥザフューチャー2」「バットマン」「ビオランテ」で3Bとか業界が好きなんでしょうね。
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woodstein
2024/01/23CRASH AND BURN 場外劇場さん、コメント有難うございます。海外でもなくもないですが、いわゆる「3大○○○」というのを特に日本人は好きですね。
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