ゴッグの日
公開日:2020/5/9
【80年代レトロ】超合金ゴック(当時物 欠品あり ジャンク 部品取りにどうぞ)

写真1

写真2
ご覧頂きありがとうございます。こちらの商品は1981年ポピー製の超合金ゴックとなります。今となってはとても貴重な物ではないでしょうか?実家の物置きから出て参りました物で、私が子供時代に遊んでいた物となります。写真の物が全てとなり、左手と肩の部品がひとつありません。残っている肩部品もヒンジが壊れており、1枚目の写真では乗せているだけとなります。またこの商品の物かどうか分かりませんが、ミサイルがひとつありました。残念ながらボタンを押しても発射されませんでした。塗装剥がれ、落書きもあり、あまり状態は良くないですが、あくまでも子供が乱暴に遊んだ物としてご理解頂き、現状お渡し、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
・・・という事で、

超激レアアイテムをゲットしました!
・・・なーんつってな。超合金ゴックなんて発売されていないので、これは偽物です。
そうです。以前マジョレットミニカーでやったように、私がでっちあげました。

素材は400円のゴッグです。余談ですが、ゴッグはゴックとも表記される事があったのですが、劇場版公開の際にゴッグに統一されました。

部品構成は今見るととてもシンプルです。

まずは定番改造の肩パーツの切り離しを行い、接続箇所にプラ板とプラ棒でヒンジを作りました。

ゴッグの頭頂部には、機雷から身を守る為のフリージーヤードと呼ばれるドロドロネバネバした物を出す、発射管が有るのですが、プラモデルでは円形の凹みしかありませんので、ディテールアップしました。ついでにフリージーヤードのカプセル弾もプラ棒から削り出しました。
そして、先日の日記にも書きましたローバル塗料を今回も使用しました。

スプレーして磨くとピカピカ。
ただ、このスプレーが元々大物を塗装する物なので一度に吹き出す量がとても多く、うっかりしていると塗膜が分厚くなってしまい表面にひび割れが生じてしまいます。

だけどこれがまた磨くと亜鉛ダイキャストの鋳造時の湯流れ不良による“湯ジワ“のよう見えるんです。災い転じて福となす。パーティングラインもわざと消さず、バリの表現のために更に伸ばしランナーを貼り付け強調しました。
そして出来たのがこちら。

超合金ゴック(テストショット)
腕と肩アーマーはABS製という設定です。脚の内側にはビス穴も開けました。またパーツ分割線はエッジを削り合金感を強調してます。

肩アーマーを切り離したのでラストシューティングポーズも出来ます。
これはこれで美しい輝きで良いのですが・・・

塗りました。
実はこの塗装前に下塗りで離型剤を塗りましたので・・・

ちょっと引っ掻くと塗料が剥げます。この剥げ方がビンテージ超合金感を醸し出す訳です。

仕上げに木工用のビンテージワックスを塗り、アースカラーのパステルをまぶし、磨いて、完成です。
見所はお尻の奥まったビス穴です。

この為にわざわざパイプを通しました(笑)

後は後頭部のフリージーヤードの発射ボタンも注目して頂きたいポイントです。

赤いランナーから作りました。

あ、肩の機体番号はリアル感を出すために、うちの小学生に頼んでポスカで書いてもらいました(笑)
以上、「5月9日はゴッグの日」の日記でした。この準備の為にGWを使ってしまい、ゴッグウィークになってしまいました。
ステイホーム!

ベストメカコレクション 1/144 ゴッグ
https://muuseo.com/u-zool/items/1397

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