Boeing 747-200 TWA

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米国ボーイング社製
ジャンボ機の通称でお馴染みのB747は1969年に初飛行、翌1970年に運用を開始し2022年の今年全タイプの生産を終了した超大型長距離機。

ジャンボ機はクラシックと呼ばれる初期の100、SP、200、300型とハイテクと呼ばれる最も生産数の多い400型、最後となった後期の8シリーズに大きく分けられ、生産期間が半世紀超えにも及ぶその総生産機数はトータルで約1500機とワールドワイドなロングセラー機です。
客室幅約6mの通路2本を挟む座席は横9〜10席のワイドボディ。(当時B707は3.5m、横6席)
多くの派生型があるが最大で500名の乗客を可能とすることで航空会社の運航コストを下げ、それにより旅行会社にパック旅行を生み出させ、高嶺の花であった海外旅行を庶民にもたらした立役者です。
ワイドボディと併せて特徴的なジェット機初の2階建て構造は輸送専用型ではノーズカーゴドアを取付可能とし、旅客機のみならず輸送機としても優秀な機体です。

写真のモデルは経営不振により2001年にアメリカン航空に吸収合併され消滅した米国のトランス・ワールド航空(TWA:Trans World Airline)カラーの200型。

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    Jason1208

    2022/09/17 - 編集済み

    元々軍用輸送機の設計コンペに敗れた設計を、民間機用に転用したと聞いた覚えがあります。

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    • ワイドボディなのも操縦席が2階部分の高い位置にあるのも元々は機種部分から大型車両や兵器の積み下ろしを可能とするための設計だったようですね。
      だから輸送機としても活躍出来ているのですね。
      補説ありがとうございます。🤗

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