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1968 Czechoslovakia 飛行の切手 01
巨大な月を背景に夜空に浮かぶ気球(実際にはまれ)。
この頃のチェコらしい、楽しい切手です。
切手カタログある「Charles Bridge, Prague and Charles's Hydrogen Balloon」を手掛かりに調べると、橋はプラハの真ん中にあるカレル橋。その「カレル」は14世紀に橋を架けたカール4世でした。
さらに検索すると「カール4世」はヨーロッパ史の中に3人出てくるけど、だれも気球と関連がないみたい。
ではイギリスの気球乗りチャールズ・グリーンがプラハの上を飛んだのか?と思ったら、どうもそれも違う。
結局、Charles's Hydrogen Balloon の「Charles」は18世紀フランスのジャック・「シャルル」でした。水素気球の発明を讃えて、水素気球を「Charlière」と呼ぶようになったと、ウィキ記事に出てきたのです(訳した方に感謝↓)。
https://tinyurl.com/bdzhscc9
カタログ記載の2つの Charles には何も関連はなく、気球はその時代の象徴として描かれ、バルーンにある模様はプラハ市の紋章でした。しばらく Charles という名前を見たくないくらい、図柄の判明に時間のかかった一枚😅。もちろん、こんな逍遥が郵趣の楽しみなのですが、インターネットのなかった頃は、どうやって調べていたのだっけ?
発行国:チェコスロバキア
発行時期:5 February 1968
切手タイトル:"AIR Praga" 1968 International Stamp Exhibition
図案:60h / Charles Bridge, Prague and Charles's Hydrogen Balloon
制作者:design / J. Liesler, engrave / J. Schmidt
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fanta
2024/07/15 - 編集済み遊び心あふれるデザインがいいですね~♪
下にくっついてる乗りものもデフォルメ?が愛らしいですw
バルーン🎈の絵柄はプラハの紋章!
tomoさん、よく調べられましたね👏😆
下にある建物群の手触りも、いかにもチェコ切手って感じで好きなところです。
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tomonakaazu
2024/07/15心踊るチェコ切手ですね♡
カラフルな線描の建物、わたしも😍です。
プラハの紋章は、いろいろな種類があるのですが、「足を踏ん張って盾を支えるライオン二匹と、盾の中には3つの塔がある門」というこれ↓を見つけました〜。
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