1932 Belgium 飛行の切手

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このベルギー切手は、著名な気球飛行をすぐに記念した稀な例です。1932年の5月と8月に宇宙線やオゾンを研究するために揚げられた気球が、同年の11月に切手になりました。

直径が30メートルもあったというこの水素気球を開発し、自ら空に上がった気象学者で冒険家のオーギュスト・ピカール(1884-1962)は、2度目の実験で上空16000mの成層圏に到達したようです。
https://tinyurl.com/5c2rv2tx

この↑ウィキ記事に載るピカール氏の写真をみて、この雰囲気は見覚えがあるような、、?と思ったら、タンタンに出てくる天才科学者のビーカー教授のモデルでした。画像4枚目はタンタンのオフィシャルサイト(日本語版)に紹介されているものです。
http://www.tintin.co.jp/cast/tornesol/cast_01.html

一色刷りの凹版切手で色などは分かりませんが、この気球の詳細が載った記事でも写真は白黒(1932年ですからねー)。読むと、なんと危機の多い旅!と驚きますが、搭乗者がかぶっていた籠製のヘルメットは笑えます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/FNRS-1

発行国:ベルギー
発行時期:26 November 1932
切手タイトル:Ballon Piccard / 27 May 1931 & 18 April 1932
図案:水素気球FNRS-1/国立科学研究基金
制作者:design & engrave / Jean De Bast

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