2016 Germany 飛行の切手

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オットー・リリエンタールの飛行実験から125年後を記念して発行されたドイツの切手。ということは、1891年に最初に滑空を試みた単葉機ですね。

実験した場所にちなんで「Derwitzer」と呼ばれたこのグライダーは、長さが3.9メートル、翼の幅が7.62メートルあって、重さが18キロだった、驚くほど軽量な「滑空機」だったようです。ウィキにある写真にも丘の上で実験を見た2人が写っていますが、切手にはさらに、風向きを知る「吹き流し」を持つ人も描かれています。
https://tinyurl.com/mtn5sbt6(ウィキ日本語)

操縦中のリリエンタール自身はいつも下半身しか見えていないので、グライダーを上から撮影した本のページを画像3に足します。このグライダーも単葉のようです。左下キャプションから切手のモデルより4年のち、1895年の試作「no.11」だったことが分かります。

1884年には実験のために15メートルの高さの丘を造ったリリエンタール。1896年に滑空テスト時の事故で亡くなるまで、彼が残し出版した多くの写真やデータが、世界中の後継者に夢を与えたのは間違いないです。

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発行国:ドイツ
発行時期:7 July 2016
切手タイトル:125 Anniversary of First Glider Flight by Otto Lilienthal
図案:Glider in Flight
制作者:design/ Henning Wagenbreth
印刷:リトグラフ

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