1987 Cambodia 飛行機の切手 04

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カンボジアで発行された「実験的な(飛ばなかった)飛行機」シリーズの中でも奇怪なこれは、またイギリス人の創作です。鳥のような胴体と水平突き出た4つのプロペラ。鳥の背には、蒸気エンジンの煙突から煙が。

「Sir」の付く工学者、ジョージ・ケイリーは「航空学の父」と呼ばれています。鳥の飛行を研究し、グライダー模型や有人のグライダーを作って使用人や執事に操縦させ、「固定翼機のほかに回転翼機も着想し、模型を製作」とウィキ記事(日本語)↓にあります。
https://tinyurl.com/yc39n5wx

この切手の図柄はその回転翼機、またはコンバーチプレーン(転換式航空機)を試した例のようですね。
https://tinyurl.com/59bh544r

この機械が飛んだかどうかよりも、翼の揚力を計測する装置を作ったことが、後に続くパイオニアたちへの偉大な貢献だったのですね。

発行国:カンボジア
発行時期:7 August 1987
切手タイトル:Experimental Aircraft Designs
図案:1.50r / Sir George Cayley's "convertiplane" 1843

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    fanta

    2024/05/07 - 編集済み

    奇抜なデザインですよね😁
    フォルムが米軍機オスプレイを思わすような…

    やはり鳥を参照するんですワね、、
    参考にはする→だが飛べない💧なぜ⁇
    っていまだにこの試行錯誤ですね😅

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      tomonakaazu

      2024/05/07

      fantaさん。
      >>オスプレイを思わすような…
      まったく、その源流と思われます。でもまだエンジンが蒸気機関で、煙がもくもく。それでも、すっとのびた鳥の頭とかその雰囲気が、飛ぶのだ〜〜という希望をあらわしているような、、。

      時代が感じられ、楽しいです♡

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