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John Lobb(London)の黒(ボックスカーフ)

1970年代の製造と思われる「本来の」ジョンロブのビスポークで、底付けは当然フルハンドソーン・ウェルテッド。黒のボックスカーフと言えば、まずはこの靴に用いられている旧西独カール・フロイデンベルグ社のものを推したい。端正に青味掛った艶と透明感のバランスに秀でたこの黒は、紳士靴のアッパーとして長らく頂点を極めていた存在。正に「黒光り」のお手本であり、つま先の既に色が抜けかかった状態ですら凛々しい。シンプルな外羽根式のVフロントプレーントウなだけに、柔らかいのに軟くはない絶妙なハリを感じる革質がメリハリある履き心地に直結している。なお現在このタンナーはワインハイマー・レーダー社として分離独立し、主要な製造拠点をポーランドに移し製造を続けている。

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