ブルージルコン

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カンボジア ラタナキリ産のブルージルコンです。
こんにち、宝石店でジルコンを見かけるとすれば、それは青いジルコンです。
これは加熱処理により魅力的な青い色に変貌したものですが、どこの産地のジルコンも加熱すれば全てが青くなるわけではなく、唯一カンボジア産のみが宝石に相応しい青に変わります。
その理由は不明ですが、ラタナキリのジルコンの大半はテネブレッセンス(可逆的光互変性)を示します。
 即ちカンボジアのジルコンには他の産地とは異なる元素が高い濃度で不純物として含まれていて、それがテネブレッセンスや青い色の発色の原因ではないかと考えられます。

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