レッドベリル

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地表付近での温度変化の大きい気成鉱床での結晶化がレッド・ベリルの結晶が小さく、亀裂が多く、透明度が低い原因であったと考えられます。
このレッド・ベリルの純粋な緑柱石成分は97%で、その他に、チタン、カリウム、鉄、マンガン、亜鉛、錫、セシウム、ホルムアルデヒド、カルシウム、硼素、バリウム、クロム、銅、ニオブ、鉛、ジルコニウム、ガリウム、ルビジウム、カルシウムとで3%のもの多くの元素が不純物として含まれている程度です。
普通の緑柱石の不純物は0.28-0.5%ということで10倍も多く、この地のレッド・ベリルがいかに特異な生成条件で結晶を示すものです。
赤紫色は主に三価のマンガンによる着色です。

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