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紅柱石、藍晶石と珪線石とは実はAl 2 SiO 5と、化学組成は同じですが、特性や姿が異なります。
それは成長する際の条件が異なるためです : 紅柱石は高温、低圧で、藍晶石は低温、高圧で、そして珪線石は高温にて、全く同じ化学組成の物質が生成条件によって異なる鉱物(同質異像と呼ばれます)に生まれ変わります。

別に、宝石読本にて説明が、ルビーとサファイアとがAl 2 O 3 (酸化アルミニウム)というありふれた成分にも拘らず鉱物としてはむしろ稀な存在となる。のは、地殻に豊富に存在する珪酸分と突き合わせて、この三つの鉱物のいずれかになってしまうためです。

紅柱石はブラジルやスリランカではペグマタイト脈に宝石級の結晶を産出します

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