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アンダリュサイト(紅柱石)
方向これにより緑褐色、朱色と多色性を示し、一見アレクサンドライトのような色変わりを思わせる 二価の鉄イオンと四価緑のチタンイオンとが酸素原子を介して電荷を遮断する電荷移動という仕組みでございますが、紅柱石の結晶軸の方向によって光の吸収が異なるため、と朱色との注意な二色性がございます。
鉱物 ルース Al2SiO5 1.93ctネルママ
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アンダリュサイト
紅柱石、藍晶石と珪線石とは実はAl 2 SiO 5と、化学組成は同じですが、特性や姿が異なります。 それは成長する際の条件が異なるためです : 紅柱石は高温、低圧で、藍晶石は低温、高圧で、そして珪線石は高温にて、全く同じ化学組成の物質が生成条件によって異なる鉱物(同質異像と呼ばれます)に生まれ変わります。 別に、宝石読本にて説明が、ルビーとサファイアとがAl 2 O 3 (酸化アルミニウム)というありふれた成分にも拘らず鉱物としてはむしろ稀な存在となる。のは、地殻に豊富に存在する珪酸分と突き合わせて、この三つの鉱物のいずれかになってしまうためです。 紅柱石はブラジルやスリランカではペグマタイト脈に宝石級の結晶を産出します
鉱物 ルース Al2SiO5ネルママ
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カイヤナイト
組成式はAl2SiO5で、シリマナイトやアンダリュサイトと全く同じで、成分が同じなのに結晶構造が違うという同質違像といった現象です。 タンザニアのロリオンドからオレンジ色の藍晶石が発見されました。 この色は三価のマンガイオンによるカラーセンター(発色中心)によるものだと解明されました。
鉱物 ルース Al2SiO5 1.53ネルママ
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カイアナイト
組成式はAl2SiO5で、シリマナイトやアンダリュサイト同じで、成分が同じなのに結晶構造が違うという同質違像といった現象です。 藍晶石の名は澄んだ藍色の結晶から。 英名もギリシア語の ”Kyanos : 暗い青 ” に因みます。 ラテン系の言葉では K が C に変わるので Cyanite となります。 青い色はサファイアと同じ、ストップとして含まれる鉄とチタンとがイオンを交換し合う電荷移動に因る発色です。
鉱物カボション Al2SiO5 2.44ネルママ