ドイツ Ⅱ号戦車F/G型

0

1939年9月1日早朝、ドイツ軍はポーランドの首都ワルシャワを目指して進撃を開始した。このポーランド侵攻、その1か月後、難攻不落と言われたマジノ線を突破してフランスを降伏させたドイツの電撃作戦主役となったのが、このⅡ号戦車(Sd.Kfz.121)です。後のドイツの主力戦車となるⅢ号、Ⅳ号戦車の開発の遅れを補うために開発されたⅡ号戦車は、スペイン戦争で明らかになったⅠ号戦車の欠点を補い、その軽快な機動性は当時のドイツ陸軍の戦車用法に十分活用されて大戦初期の主役にふさわしい活躍をしました。Ⅱ号戦車はa1型からL型に至るまで実に多くの派生型が生産されました。F型はA-C型の装甲を強化し生産性を図ったタイプで、標準型としては最終生産型となり、以降シャーシはマルダーⅡの生産に切り替えられました。G型は速力向上に重点を置いた発展型で、主砲が新型の20㎜KwK38に換装されました。

#タミヤ
#軽戦車
#ドイツ軍

Default