いつの間にかアース製薬の子会社

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バスクリンといえば津村順天堂だったのに、紆余曲折あって今じゃアース製薬の子会社なんですね。
津村が明治時代に発売した「浴剤中将湯(ちゅうじょうとう)」が起源で、1930年だから昭和5年にバスクリンが登場したんだそうです。
そういや、とっくの昔に亡くなったうちの婆さんは「中将湯の風呂、中将湯の風呂」ってよく言ってましたわ。
今でもツムラは薬の方の中将湯を売ってますから、日本の製品には息の長いのが多いですねえ。

中将湯やバスクリンのマッチラベルは、まま見かけます。
特に中将湯の黄色いラベルはまるで現行品のごとく残ってて、マッチラベル集めてる人なら複数枚持ってるんじゃないかなあ。
中将湯に描かれている女性の顔は現行のツムラ中将湯のイラストにリファインされて引き継がれています。

中将湯は婦人薬で、名前にある中将は軍人の階級の意味じゃなく伝説の人物・中将姫が由来。
この中将姫が製法を知っていた薬が、これなのだとか。

※2枚目のラベルが中将湯
※下記リンク先はツムラの中将湯サイト(中将姫の顔にほとんど変化ないことがわかります)
https://www.tsumura.co.jp/products/otc/otc01.html

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