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帝国専売局 帯型封緘紙
ソフトパックタイプの包装で採用されている帯型の封緘紙は、1932年(昭和7年)発売の「暁」において初めて採用されました。封緘紙で留めてはありますが、内包が一部剥き出しになる包装は珍しく、当時の専売局による「煙草定価表」にも「米国式斬新なもの」と紹介されています。この「米国式」とは「ラッキーストライク」のことであろうといわれています。
【画像1】暁「AKATSUKI」ヘボン式ローマ字表記(1937年まで)
【画像2】暁「AKATUKI」訓令式ローマ字表記
【画像3】暁「AKATSUI」幅細型
「暁」は、封緘紙・鞘紙・外装の底面印刷にローマ字表記が使用されていましたが、タバコの各種品名表記からアルファベットが消えた1941年以降も、封緘紙にはローマ字表記が残されました。
【画像4】さかえ
【画像5】さかえ 幅細型