サリグラム
ネパール
ヒマラヤ山脈は、プレートの移動により南から流れてきたインド亜大陸が衝突した衝撃で海底面が隆起して"世界の屋根"となりました。間に存在したテチス海にたまっていたテチス堆積物と呼ばれる地層には、その証拠となる化石がたくさん含まれています。
サリグラムはネパールのジョムソン〜ムクティナート方面のカリガンダキ川の河原で採れるジュラ紀後期のアンモナイト等を含む黒くツルツル丸いノジュールで、ヒンドゥ教では神聖な石とされ信仰の対象になっています。
貧しい現地では土産品として売られていますが、ネット情報では持ち出しは基本的に禁止されているそうです。