『OCEAN SIDE / 菊池桃子』(’84年9月10日)

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ソーダ水のような透明感。

『OCEAN SIDE / 菊池桃子』(’84年9月10日)

昨今のシティポップブームで今年の3月にアナログ盤が再発にもなっている名盤かつ、これもまた夏になると毎年のように聴いている愛聴盤。

全9曲を林哲司先生が作曲、編曲、プロデュースしていることもあり、全編を通してアーバンなサマーリゾート感に包まれるのが心地よい。聖子ちゃんの楽曲にも感じられる情緒感。聴いてるだけで、真っ青な海や空のイメージが鮮明に拡がり、肌には心地よく吹く海風を感じられたり、キンキンに冷えた炭酸水(本作に収録されている『EVENING BREAK』でペリエを初めて知った)の爽やかさだったりを感じられる。

バックに関しても、ブラコン調のグルーヴィーな演奏がとにかくカッコ良く、そのバック演奏に注目して聴いていると、ハイクオリティなフージョンアルバムでもあるのではと感じるくらいの趣き。

そしてそして、80年代アイドルのアルバムジャケットは顔アップが常だった中でも、夕暮れ時を思わせる広大な海にプカンと気持ち良さそうに浮かぶカットも最高。波の穏やかな透明度バツグンの海にこうやって浮かぶのも人生最大の目標でもあったりする(笑)。

夏に限らないけど、季節感を感じながら聴く音楽って本当に好き。

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