『Summer Dream / TUBE』(’87年5月21日発売)

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2段ベッド上段で聴く、真夏の夜のチルタイム。

『Summer Dream / TUBE』(’87年5月21日発売)

先行シングル『SUMMER DREAM』収録の5thアルバム。

当時、中学3年。この時にすでにTUBE中毒(一部ファンの間ではチューチューとも呼称されてた?アルフィー中毒はアルチューだと聞いたこともあったり…笑)だったこともあり、自室内にはTUBEのポスターが貼られ(まさに写真3枚目のやつ)、床屋に行けば前田さんの写真を見せて「この髪型にしてください」と注文したり、普段着も白のジャケットや麻のパンツを揃えてみたりと、音に限らずで沼っていた頃。

『シーズン・イン・ザ・サン』のブレイクで、爽やかな夏サウンドというイメージが『SUMMER DREAM』で確立された感もあった中で、自身としても、まだ見ぬ異国のサマーリゾートだったり、どちらかというと真昼の夏への憧れと高揚感にワクワクしていた。このアルバムにおいては、その真昼の夏の陽気モードよりも、どちらかというと夏の夕暮れから夜の少し切なめのミディアムバラード系が中心となっている。

それまでは「夏=太陽サンサン=ウェーイ!」こそが醍醐味と感じていたのだけど、このアルバムをきっかけに、夏の夕暮れ~夜ならではのマッタリ感というか、切なさ感というかの独特な情緒も気持ちいいなと感じられるようになった気がしている。

『YOUNGER THAN YESTERDAY』、『STAY IN MY EYES』、『あの夏のEverynight』(この曲のイントロが大好きすぎて、何度もリピして聴いていた)なんかは、骨抜きになるくらいに力が抜けていく、ミディアムバラードの名曲なんじゃないだろうかと。

とはいえ、当時の自分には『FACE THE BIG WAVE』が刺さりまくった。多感な頃でもあったので「胸にしまいこんだ Surf Board 磨きかけたら Take off again」なんて言うもんだから、ポップチューンなのに泣けていた(今でもこの曲を聴くと、ホロっと涙が溢れるし、’88年の横スタでのライブでのこの曲の演奏時に前田さんが春畑さんの頭をグシャグシャっとして額を充てるシーンがいつ観てもグッとくる)。

最近のライブではなかなか演奏されない曲が多いので、久しぶりにしっとりとライブで聴いてみたいなと思ったり。

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