CALSONIC SKYLINE GTS-R #12 JTC’88 (1/24 Hasegawa)

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1985年8月にデビューした通算7代目となるスカイライ
ンR31型は、4代目のC110型を最後に途絶えていた6気
筒DOHCエンジンが復活した記念すべきモデルです。
R31は、高級スポーツサルーンを目指し、世界初の4輪操舵システムHCAS(ハイキャス)をはじめ、新開発の直列6気筒エンジンRB型、セラミック製ターボチャージャなど数多くの新技術を採用した先進性が光るモデルです。発売当初は、スカイラインでは初となる4ドアハードトップのみの設定でしたが、1986年5月には2ドアスポーツクーペGTSシリーズを追加しました。このGTSシリーズには、速度が時速70km/h以上で作動するオートスポイラが装備されていました。1987年のマイナーチェンジを機に、当時のグループAレースのホモロゲーションモデルとして、クーペGTSRが800台限定で発売。2000cの直列6気筒DOHCターボエンジンは、タービンを変更するなどのチューニングを施した大口径ターボチャージャー(ギャレット製)や、ステンレスエキゾーストマニホールドの採用などで、エンジンの最高出力をGTSの190馬力から210馬カヘアップしました。
1988年JTC(全日本ツーリングカー選手権)に出場した、R31カルソニックスカイラインを駆る和田孝夫と北野元組は、第3戦仙台ハイランドで3位、第4戦筑波サーキットでは予選3位とシーズンを通して活躍しました。翌1989年のJTCには、星野一義と北野元組が乗車し、全6戦中4回のポールポジションを獲得しました。そして、第2戦では優勝しています。

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