062 壺形土器

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062 壺形土器
つぼがたどき

南部町
青鹿長根遺跡出土

縄文晩期

この壺の上半の「工字文」と呼ばれる文様は、亀ヶ岡文化の終盤を飾るものです。亀ヶ岡文化の中頃は、縄文部分と無文部分できれいな雲形文を描きますが、終盤になるとこのように、多くの線で文様を描くようになります。美しすぎる、素晴らしい壺です。

所蔵:青森県立郷土館

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