- Seikomatic Museum
- 9F 56ロードマチック 56LORD MATIC 5601/5605/5606
- セイコーロードマチック 25石 ステンレスケース SEIKO LORDMATIC 5606-7020 文字盤5606-7020T AD
セイコーロードマチック 25石 ステンレスケース SEIKO LORDMATIC 5606-7020 文字盤5606-7020T AD
56ロードマチックの「LORD」とは、『統治者、君主、領主、首長、主人、支配者、権力者、神、主、キリスト、貴族、夫, 亭主』といった意味と、間投詞的『まぁ, おぉ』といった意味があるそうだ。
「ロードマチック」は、自動巻腕時計の完成型としての「マチックの君主」「自動巻腕時計の統治者」といったところなのであろう。
56ロードマチックが発売された1968年(昭和43年)は、62系セイコーマチック、83系SEIKOMATIC-R/BUSINESSの終焉の年であった。
それまでの自動巻主力製品の「62系、83系」から「機械式自動巻腕時計の統治者」を引き継いだのである。
1970年代のクォーツ腕時計の時代になっても56系は、「機械式自動巻腕時計の君主」として「56キングセイコー」「56グランドセイコー」「56KSヴァナック」「56デュオタイム」などを輩出した「基礎キャリバー」として1975年頃まで製造が続けられた。
1970年代になると、カラーグラデーション文字板やカットハードレックスガラス、特殊合金側などの凝った加工を施したデザインの製品が多数登場した。
その70年代テイストを濃厚に漂わせる色使い、ポップな形状は後の「KSバナック」、「アドバン」で頂点を極めた。
ケース、文字板の外装形状のバリエーションが豊富な事も特筆に値し、1975年当時の「SEIKOウォッチ外装部品セット表」では、56ロードマチックのケース形状だけでも何と113種類もの存在が確認できる。
文字盤のデザイン/色違いを組み合わせると数百種類の製品バリエーションが存在する。
1968年当時の価格:
23石 SS 日付/曜日カレンダー無し 防水側 13,000円
23石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側 14,000円
23石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側(ハードレックス付) 15,000円
23石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側(カットハードレックス付) 17,000円
23石 SGP /SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側 18,500円
23石 SGP /SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側(ハードレックス付) 19,500円
25石 SS 日付カレンダー付き 防水側 15,000円
25石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側 17,000円
25石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側(ハードレックス付) 18,000円
25石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側(カットハードレックス付) 20,000円
25石 SS 日付/曜日カレンダー付き 防水側(カットハードレックス付夜光付き) 21,000円
25石 SGP 日付/曜日カレンダー付き 防水側(ハードレックス付) 21,500円
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