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- 62セイコーマチック ウィークデーター 39石 ステンレスケース 前期型 Seikomatic Weekdater 6216-9000
62セイコーマチック ウィークデーター 39石 ステンレスケース 前期型 Seikomatic Weekdater 6216-9000
39石。防水ステンレススチールケース。AD文字盤:6216-9000TAD。
セイコーマチックウィークデーター35石(6218C)をベースに改良、若干の高振動化(5→5.5振動)を実施し、ノンクロノメーターの最上位機種とした製品。
Cal.6216Aはロジュウムメッキが施され、6218(35石)より「面取り」部分が磨き上げられた高級仕上げ仕様となっている。
自動巻機構の「伝エ受」部分に個体番号の刻印あり、1966年に発売されたセイコーマチッククロノメーター(6245A/46A)のベースとなった。
1965年9月頃から製造が開始され、初期の製品は裏蓋がエッチング加工と思われる「王冠イルカ」刻印、1966年11月製造ロットでは「王冠イルカ」刻印をくっきりと深くした改良版が登場し、更に1966年初頭からはプレス加工と思われる「王冠イルカメダリオン」に変更となり、1966年9月まで製造されている。
(当アイテムは最初期1965年9月製造の前期文字板/裏蓋イルカ刻印/革バンド付き製品)
初期製品(前期文字板/裏蓋イルカ刻印)は革バンド付きで、中期製品(前期文字板/裏蓋イルカメダル)以降はステンレスブレス付きとなる。
後期製品(後期文字板/裏蓋イルカメダル)は、1966年9月以降に製造され、ステンレスブレス付き。
ケースは、ステンレススチール(SS)とゴールドキャップ(GC)が存在するようであるが、ゴールドキャップ製品は現時点(2024年5月)では現物はもちろん、資料画像さえも未確認である。
62系セイコーマチックウィークデーターは、この6216で完成の域に到達したが、機械式腕時計は51系MATIC-P/プレスマチック、56系ロードマチック、61系/45系ハイビートへと進化を遂げ、更にはクオーツ腕時計へと進化していった。
SEIKOウォッチ今月の新製品(セイコーニュース:1966年2月)より引用
高い精度、さらに便利な数々の付加機能を持つ62MWKは、紳士用腕時計の中でもハイクラスにランクされるものです。
日付の修正はSEIKO独自の3段式リュウズ、信頼される防水ケース、シャープなデザイン、一つ窓に並んだ曜日と日付、さらにセコンドセッティング装置は62MWKの高い精度とマッチして、高級実用時計としてお客様に喜こばれることでしょう。
特にすぐれた時計を持ちたいとおっしゃるお客様にぜひおすすめください。
こんなセールストークはいかがでしょう
●精度の点、持って便利な点でもっともご満足いただける時計です。
●秒針規正装置をはじめ合理的に使われている、39個のルビーがこの時計の精度を証明いたします。
標準小売価格 SS側………………………………………………23,000円
1966年当時の価格:
39石 SS 防水側 23,000円
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