セイコーマチック:初期非防水側製品 20石 金メッキケース Seikomatic J14064D

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手巻き腕時計が主流であった1960年初頭にセイコーが自信を持って発売した高級薄型自動巻腕時計。

1960年5月に発売された初期製品は、非防水ケースに603基礎キャリバー20石/17石の2種類が存在。
初期製品は文字盤12時下のコママークが立体加工(アップライト)仕様となっている。後にプリント仕様となる。

1960年9月に30石が追加発売された。

・セイコーマチックの解説(セイコーニュース:1960年5月)より引用
 セイコーマチックは、基本機械体から自動巻機構にいたるまですべて新しく設計したものであります。
数多くの斬新なアイデアを豊富にもり込み技術の粋をあつめてつくられたもので、高級自動巻時計にふさわしい品格と性能をそなえています。

・セイコーマチック30石の解説(セイコーニュース:1960年9月)より引用
 セイコーマチック20石は、発売後日も浅いにもかかわらずスマートな薄型自動巻腕時計としてご好評をいただいております。
さらに自動巻の高級品をとの要望もあり検討いたしておりましたが、今般高級薄型自動巻セイコーマチック30石を発売することになりました。

1960年当時の価格:
17石 SS 非防水側 7,000円、EGP/SS 非防水側 7,500円
20石 SS 非防水側 8,000円、EGP/SS 非防水側 8,500円、EGP/SS 非防水側(SD文字盤) 8,500円、AEGP 非防水側 9,000円
30石 SS 非防水側 11,000円、EGP/SS 非防水側 12,000円

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