ノベルティコップ「金線サイダー・金線メロン」

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以前紹介した金線サイダーのノベルティコップとは別のバージョンになるもの。
金線メロンは大正末のポスターに登場しており、このコップも同時期のものと考えられることから、金線サイダー単体銘のものが本品よりも先行すると思われる。
某オークションでの入手時は内外に水垢やカルシウム成分が厚く付着し、真っ白に曇った状態であったが手入れ後は画像のように回復した。

水垢やカルシウム成分の曇り除去としてクエン酸が有効であるが、エナメル印刷がなされたグラスではエナメル成分を酸が腐食させ(虫歯と同様)、印刷を脆くする恐れがあるのでお勧めしない(経験あり)。
需要があるかわからないが、曇り除去の手入れ方法を今後モノ日記でご紹介できればと思う。

以前クエン酸による曇り除去は「お勧めしない」と書きましたが、正しくは「してはならない」です。【2020.6.23追記】

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