【閲覧 830人】着物が語る、前田利家も Christian Samurai。

初版 2019/03/06 01:36

改訂 2019/03/13 02:40

 石川県七尾市内に、前田利家、高山右近、蒲生氏郷ら、キリシタン大名の集った寺院があります。今も、隠れキリシタンの痕跡を目に出来ます。前田利家の槍もあります。写真は、前田利家が6女・菊姫(豊臣秀吉の養女、7歳で夭折)に贈った着物。

     【加賀藩初代藩主 前田利家が6女・菊姫に贈った着物】


 はじめ、住職は、普通の着物として、気づかなかったそうですが、外国人の学者が、この着物を見て、あることに気づいたそうです。それは、着物の柄が、「キリスト誕生、東方の三博士(マギ)」という事です。紛れもなく、キリシタンの証です。


          【新約聖書、東方の三博士】


 織田信長を崇拝していた前田利家が、信長の影響を受けて、キリシタンだったとしても、不思議でないことです。まして、キリシタン大名の高山右近を加賀藩内に庇護したのですから。

 前田利家の4女・豪姫(豊臣秀吉の養女、宇喜多秀家の正室)は、洗礼を浴びて、キリシタンだったことは、認知されています。7女・前田千世は、細川忠興・ガラシャの義娘でしたから、キリシタンだったのでしょう、きっと。私の先祖の系譜です。織田家、前田家、細川家は、キリシタンで、徳川家がキリシタン弾圧に乗り出した背景は、織田信長の家臣の残党の反逆を恐れたのではないのでしょうか?


【加賀藩初代藩主・前田利家の槍】


そして、この菊姫の菩提寺は、明智光秀と同じ、西行寺(滋賀県近江坂本)です。




#参考

#歴史

#戦国武将

#前田家

#細川家

#織田信長

#江戸時代

#徳川家

#豊臣秀吉

#明智光秀

#石川県

#隠れキリシタン

#キリシタン

Default