北斎画に似ている?

初版 2019/05/17 22:11

改訂 2019/05/20 15:48

コレクションルームの加賀藩前田家伝来の掛軸の絵。下の中央が、それ。加賀藩初代藩主、前田利家。

両脇は、アメリカのボストン美術館所蔵の勝川春朗(後の葛飾北斎)の絵。北斎は、画号を幾つも持っていたので有名ですが、勝川派に属していた時は、武者絵の挿絵ばかり描いていました。勝川派を離脱した直後に、東周を名乗りました。コレクションルームを見て頂くと分かりますが、前田家伝来の掛軸には、東周と書かれています。


二つの絵は、似ていますか?今、専門家に見て頂いていますが、それ以外にも、ご興味のある有識者からのご意見をお待ちしています。


↑ 万里、群馬亭、東周は、北斎が、勝川派を抜けた直後に使用した画号。北斎は、画号を30回以上変えて、生涯3万点以上の絵を残したと言われています。


加賀藩前田家と徳川家斉、そして、北斎の関係からしても、可能性はなくはないでしょう。



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