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DC用コントローラーアダプター2【KARAT】
KARATはゲーム機の非公式周辺機器を販売していた。
この周辺機器はプレイステーション並びにプレイステーション2(PS1,PS2)用のコントローラーやPS2接続のキーボードをドリームキャスト(以下DC)で使えるようできるアダプターとなっている。
DCのコントローラーは独特な形をしているため、概ね使いづらく、格ゲーやSTG(シューティングゲーム)などで使用するのはなかなか難しい。
それを使い慣れたPSのコントローラーでプレイできる。これは非常に快適で「DCは良いゲームが多いけどあの(使いづらい)コントローラーでやるのはなぁ…」とか「DCのアーケードコントローラー(以下アケコン)中々見当たらないし高いんだよなぁ…」とかそういうストレスを一括で解決できる素晴らしいツールなのだ。
このアダプターはずいぶん前に出た機器でコントローラーを1つしか繋げない上、データ保存用のメモリ端末であるビジュアルメモリ(以下VM)の差込口もないため、VMの読み取り用にコントローラーをつなげる必要がある(後継機のコントローラーアダプター3ではVMの差しこみ口がある)
昨今はDCの需要もあり、このDC用のコンバーターもそこそこな値段がする、場合によっては中古本体よりも高い製品もある。
余談だがDCの周辺機器の中では一番高いのはDCのブロードバンドアダプターであり、今でも10000円は下らないほど高価になっている(なぜこれがここまで高いのかはコレクションとは別の理由があるのだがここでは伏せておく)。
で、なぜわざわざこのアダプターを購入したのか。
勿論DCのゲームをPSのコントローラーでやるために購入した。
私は主にSTGをプレイするのだが、DCのコントローラーではSTGはとてもやりづらい、できればPSのコントローラー、もっと言えばアケコンでやりたいと数年前から思っていた。
だがなかなかそういう機材が見つからない上当時は仕事も忙しかったので押し入れにその気持ちごと本体を片付けて過ごしていた。
が、このミューゼオにゲーム機を引っ張り出して写真やコメントを書き出したのをきっかけにDCと共に眠っていたその思いを叶えるため、もう一度探してみることにした(PSのアケコンが増えてきたってのも理由の一つ)。
そして見つけて購入したのがこのアダプターである。
中古品ということもあり、本体も汚れていた(おそらく清掃して発送してるのでこれ以上は綺麗にならないだろう)。
もう少し早く探してたらもう少し安く買えたかもしれないがこればかりは一期一会なので仕方ないと言う事で折角出会えたこの機器を大事にしたい。
ちなみに写真右端にTVに映ってるゲームは「ギガウイング」というSTGゲームでアーケードからの移植でありこのDCにしかない。
思えばこのギガウイングはアーケードに導入された当時(今から20年くらい前)狂ったようにこのゲームをプレイしてパターンを覚え、遂にはアーケードのSTGの中でクリアまで扱ぎ付いた思い出のゲームの一つであり、弾幕STGが好きになったきっかけでもあった。
それ故に家庭用でやりたくてソフトも購入した、DC版は移植度も高く、ゲーム自体はとても気に入ってた。
だが如何せんあのコントローラーであるため、操作感覚がまるで違っており、全く当時のような熱い感情になれなかったのである。
故にこのゲームを「DCで」アケコンでプレイするのが私の中のDCにおける最終目標にしていた。
そして、ついにその目標が叶ったのである(最終的には右端の写真にまでこぎつけた)。
PSの鉄拳4アーケードコントローラーは非常に具合が良く、使いやすいコントローラーで当時の感覚でプレイできるのは嬉しくて仕方ない。(腕前は…あぁ、落ちたなって実感できる(´・ω・`))
たかだか周辺機器一つのコメントで長くなったが、それほどこのアダプターに出会えたことに感謝している。
そして、再びそのきっかけをくれたこのミューゼオというサイト、運営さんには感謝したい。