八稜鏡形 写真焼付(東伏見宮依仁王・周子妃 御肖像)

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東伏見宮依仁親王は、慶応3年(1867)9月19日(1867年10月16日)伏見宮邦家親王第17王子として御誕生。明治18年(1885)12月に小松宮彰仁親王の養子となり、明治19年(1886)年5月に親王宣下を受け、明治天皇猶子となり名を依仁と改められる。この間イギリス・フランスへご留学、明治23年(1890)年7月にブレスト海軍兵学校を御卒業になり、同年8月に海軍少尉に御任官、海軍軍人として歩まれる。明治31年(1898)2月10日、岩倉具定公爵第一女子・岩倉周子さまと御成婚。明治36年(1903)年1月、東伏見宮を創設された。大正7年(1918)7月、海軍大将。大正11年(1922)薨去。薨去に際し大勲位菊花章頸飾と元帥の称号を賜った。親王には継嗣が無く、東伏見宮は一代で廃絶となった。久邇宮邦彦王の第三王子邦英王が、東伏見の家名を賜り臣籍降下し、伯爵東伏見邦英となり東伏見宮の祭祀を受継いだ。邦英王は後に京都青蓮院門跡門主となり、東伏見慈洽と号した。

八稜鏡形 写真焼付 ボンボニエール
東伏見宮依仁王・周子妃 御肖像
 径5.5 高1.8
銀製

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