丸容器形(有栖川宮紋)

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有栖川宮家は、江戸時代初期から大正時代にかけて存在した宮家。伏見宮、桂宮、閑院宮とならぶ世襲親王家の一つ。大正2年(1913)に威仁親王が薨去により断絶が確定し、その後、大正12年(1923)威仁親王妃の薨去翌年をもって正式に断絶となった。

丸容器形 ボンボニエール
(明治期か)
 径4.8 高2.95
有栖川宮家紋
銀製、七宝

★有栖川宮家は早くに断絶したため、ボンボニエールも明治期のものが多いようである。また、形状的には、銀製で七宝の紋の入ったものや、黒漆塗で金蒔絵の紋の入ったものが多くみられる。また、このボンボニエールと同形で七宝の色が異なるものも数種見られる。

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