Groove Tube Soul-O 75

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2000年にGIbson Les Paul Histric Collectionを購入した際、楽器店で試奏などを繰り返しておりました。

やっぱり良いギターを買ったなら、Ampも良いものを選んだ方が良いよ、というお話は出ていて。。。

折角だからやはり旧いMarshall、あるいは新しい製品であってもVintage Marshallに似せたものを手に入れた方が。。。という考えで色々探してはいたのです。

でも、当時アパート/マンション住まいであったこともあって、スタックアンプを置くことには抵抗がありました。

なんせ、買ったって自宅で鳴らすことが難しいですよ、実際には。

そんなモヤモヤした気分でいたのですが、あるとき楽器店の店員さん(LS 120のネックを治してくれたRepair Works Careさん)から、

「このアンプなら、求めてらっしゃる音が出ますよ」と紹介してくださったのが、Groove Tubeのアンプでした。

あまり数の出回らない、いわゆるブティックアンプ。当時は MATCHLESSやBAD CATが流行り始めていたのですが、店員さんの一押しはこちらでした。

「 Aspen Pitman、って人が作った、自社製品の検査用に開発したアンプです。A. PitmanはVintage Marshallの研究家でもあって、自社のGroove Tubeの真空管をこれでテストしてるんです。これは本当に良いアンプですよ」と。

MATCHLESSは当時、 Charさんが使い始めていて何人かのお友達が使い始めてもいたのです。
天邪鬼な僕は、「うん、有名なものよりも興味ありますねぇ」と言ってしまって、試奏に借り出してくれたのでした。

鳴らしてその反応の良さ、音の感じが(VIntage Marshallは実際には使ったことはなかったのですが)『うん、これ、良い!!!』という事になって、
清水の舞台から30回ぐらい飛び降りた感じで買う事にしたのでした。

でも、その楽器店さんで買うとちょっと割高感があったのと、後々の補償やメンテナンスの問題があるかと思ってしまって、
結局は行きつけの楽器店で購入してしまったのでした(スイマセン。。。でも、数年後そのお店は無くなってしまったので、ある意味正解だったと思っています)

以来、このアンプは僕のメインアンプとしてずっと活躍してきてくれています。
今でも他ではほとんど見かけることはありません。

2チャンネルを切り替えて使うのですが、「Both Mode」にするとクリーンとDriveを一緒に鳴らしてくれるので、
芯のある、それでいてしっかりとOver Driveの掛かった実にかっこいい音を出してくれてます。

これももう、手放せない一台ですね。

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