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BEDROCK 1400 Series
Groove Tubeを購入して使用し始めた同じ頃。。。 京都と奈良の境にある中古楽器を扱うリサイクルショップに何気なく行った時のこと。 楽器コーナーに見慣れないアンプがありました。 それがこのBEDROCK 1400 Seriesでした。 「ん?なんだこれ?ちょっと弾かせてもらっても良いですか?」 と試奏開始。 GTとは全く違う、Rockなイメージ。現代的な歪みでHard Rock / Heavy Metalにとっても似合う感じです。 「うーん、エエやん?確かAerosmithのJoe Perryとか使ってたよなぁ、これ。。。」と雑誌の広告を思い出しつつ弾き続けて、ついそのまま購入。 家帰って「買ってきた」と言ったら、ちょっと呆れられた記憶が。。。。 Metal系の音楽をやるには重宝します。ヘビ柄の見た目もかっこいいです。 Push / Pull SWも付いていてゲインの切り替えが楽。多方面で使用できる万能アンプなのです。 ゲイン抑えめの時の音もなかなか。反応も良い感じです。 GTよりは随分と軽くて、その点もお気に入り。リハーサルにはむしろこちらを持ち出すことが多かったです。 今ではもう見かけることのなくなったBEDROCK、メンテナンスがちょっと気がかりですが、まぁ無茶な使い方しなければ大丈夫、かな?
ギターアンプ BEDROCK 京都府南部リサイクルショップKei Maeda
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Groove Tube Soul-O 75
2000年にGIbson Les Paul Histric Collectionを購入した際、楽器店で試奏などを繰り返しておりました。 やっぱり良いギターを買ったなら、Ampも良いものを選んだ方が良いよ、というお話は出ていて。。。 折角だからやはり旧いMarshall、あるいは新しい製品であってもVintage Marshallに似せたものを手に入れた方が。。。という考えで色々探してはいたのです。 でも、当時アパート/マンション住まいであったこともあって、スタックアンプを置くことには抵抗がありました。 なんせ、買ったって自宅で鳴らすことが難しいですよ、実際には。 そんなモヤモヤした気分でいたのですが、あるとき楽器店の店員さん(LS 120のネックを治してくれたRepair Works Careさん)から、 「このアンプなら、求めてらっしゃる音が出ますよ」と紹介してくださったのが、Groove Tubeのアンプでした。 あまり数の出回らない、いわゆるブティックアンプ。当時は MATCHLESSやBAD CATが流行り始めていたのですが、店員さんの一押しはこちらでした。 「 Aspen Pitman、って人が作った、自社製品の検査用に開発したアンプです。A. PitmanはVintage Marshallの研究家でもあって、自社のGroove Tubeの真空管をこれでテストしてるんです。これは本当に良いアンプですよ」と。 MATCHLESSは当時、 Charさんが使い始めていて何人かのお友達が使い始めてもいたのです。 天邪鬼な僕は、「うん、有名なものよりも興味ありますねぇ」と言ってしまって、試奏に借り出してくれたのでした。 鳴らしてその反応の良さ、音の感じが(VIntage Marshallは実際には使ったことはなかったのですが)『うん、これ、良い!!!』という事になって、 清水の舞台から30回ぐらい飛び降りた感じで買う事にしたのでした。 でも、その楽器店さんで買うとちょっと割高感があったのと、後々の補償やメンテナンスの問題があるかと思ってしまって、 結局は行きつけの楽器店で購入してしまったのでした(スイマセン。。。でも、数年後そのお店は無くなってしまったので、ある意味正解だったと思っています) 以来、このアンプは僕のメインアンプとしてずっと活躍してきてくれています。 今でも他ではほとんど見かけることはありません。 2チャンネルを切り替えて使うのですが、「Both Mode」にするとクリーンとDriveを一緒に鳴らしてくれるので、 芯のある、それでいてしっかりとOver Driveの掛かった実にかっこいい音を出してくれてます。 これももう、手放せない一台ですね。
ギターアンプ Groove Tube 400000円Kei Maeda
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Strunstick D-33 Grand Strumstick
厳密にはMartin製ではないのですが。。。 Martin Backpackerを手に入れて結構お気に入りで弾いていた頃、某楽器店から 「こんなんあるねんで?」と紹介されたのがこのStrumstick。Bob McNallyさんとおっしゃる方が製作されてます。 この方はどうやら1980年にMartin Backpackerを作った人の様で、その意匠を継いでいるわけですね。 Official Homepageにその辺の事が書かれています。 https://strumstick.com/ 基本的にはダルシマーの造りなので、演奏が簡単。 「楽器が弾けない人でも楽しめる楽器」という感じで売り出してました。 Backpacker同様、このボディで「これでもかっ!」という音量、音質です。弾ける曲には限りがありますが(Keyの変更に対応しきれない部分がある、僕が慣れてないだけかもですが)、ポロポロと遊ぶには良いですね。 レコーディングでちょっとしたアクセントが必要な時に、隠し味的に使用したりしています。
アコースティック Strumstick 滋賀県内某店Kei Maeda
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Mid 1990's Martin Backpacker
1993年に入手。当時いろんな広告などで評判であったこのBackpacker、兄弟が務める楽器店に入荷、と聞いて手に入れました。 そんなに頻繁に使う楽器ではないけれど、アウトドアでのイベントなどで重宝しています。 Martin Guitarは憧れはあるものの、実際にはなかなか手が出ない、という方も多いかと思うのですが、この子は「さすがMartin!」って唸らせる音量と音質を兼ね備えています。デビューしてもう30年ですが、基本的に昔から何も変わらないという点を考えても、完成度の高さがわかりますよね。 弾き込んでいるので結構汚れてたりしますが、大事にしていきたい一本です。 S/N 51844
アコースティック Martin 滋賀県内某店Kei Maeda
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1988 Ovation Thunderbolt TB-01
このOvationはいわゆる「鬼子」といって良いかもしれません。 1987, 1988年の2年間だけ生産された不人気モデル(笑)。誰もOvationにこういうデザインを求めていなかったのでしょうね。この当時はHR/HMが勢いが強くて、Ovationとしてもそうしたユーザーをターゲットにしていたのではないかと思いますが、浸透しなかったみたいです。 「誰も使ってないなら、それは使えば僕モデルになるな!」と、エレアコが必要になった際に探して入手しました、確か、2007年くらいだったかと。ネットで探しまくって、東京の某有名店さんで購入。 手に入れて初めて、不人気の理由がデザインだけではないな、と感じました。と言うのは、ストロークをしていると、サウンドホールのとんがった部分が手に「刺さる」のですよ(笑)。慣れないと、結構痛いです(笑)。 あと、案外とヘッド周りが脆いです。特にこのコンコルドヘッドはペグの所が割れやすいです。購入した時点で修復した跡があって、後年自分が使っている間にも一度割れました。やっぱり特殊な形というものはそれなりのリスクがありますね。 音的にはプリアンプはOP-24、Ovationを有名にしたと言っても良い伝統的/伝説的プリアンプです。電池が物凄く「もつ」ので、いつ入れ替えたか本当にわからなくなります(逆に不安)。その分、電池ボックスへのアクセスの悪さといったら無いのですが(苦笑)。音色も案外普通にEliteとかその辺のOvationっぽい感じです。 ネックシェイプは意外と普通にUシェイプです。Ovationらしからぬ、という感じでもありますが、まぁこの子ならそれもアリでしょう。 S/N 875685(最初の一文字恐らく8なのだと思いますが、シールが剥がれかけていて明確には読めないのです。。。)
エレアコ Ovation 2007年10月Kei Maeda
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1988 Peavey Adrian Vandenberg Signature Series1
某バンドでギターを弾くにあたって、「ロックシステム付き」のGuitarが必要になってきました。 (それまで全く持っていなかったのです) でも、多くの人が持っているのは出来たら使いたくないなぁ、と漠然と考えていました。 ロックバンドのステージに於て、ギタリストが抱えるGuitarって「アイコン」だと僕は思っています。 スタンダードなGuitarで言っても、例えばLes Paul StandardならJimmy Page、SLASHなんかがすぐに出てきますし、StratcasterならJeff Beck、Ritchie Blackmoreが出てくると思うのです。 そうしたスタンダードなものはある意味仕方ないのですが、比較的近代的なGuitarとなると、そのギタリストがダイレクトにイメージされます。 では、どうしたら「自分」というものを印象つけられるか。。。 その方法論の一つに、「昔はそれを使っていたけど今はもう使っていない、古くなったSignature Guitar」というところに僕は目をつけました。 そこで思いついたのは、Whitesnakeでギターを弾き始めた頃のAdrian Vandenberg。 Whitesnakeはもちろん大好きなバンドだし、彼が最初に参加した「Serpence Albus / 1987」のツアーも2回見ているほどに好きなギタリストなんです。Whitesnakeに加入する前のVandenbergも好きなバンドでしたし。 Mattias Jabsと僕的には印象が被る所があって、どちらもメロディーを大切に弾くのだけれど、極端に派手なイメージはなく、しっかりと曲、バンドを考えたPlayをしている印象があるのです。そしてそれはきっとJimmy Pageにも通じる所があるのでは、なんて勝手に思っています。 で、このPEAVEY Adrian Vandenberg Signature。 日本ではほぼ見かけることはありません。たまにオークションにヒョイっと出て来るくらい。そして、結構高額。。。 なら!と、当時まだあまりみんながやっていなかった「個人輸入」を考えたのです。 eBayは今ではそれなりに有名になってきてますが、その頃はまだ「知る人ぞ知る」アメリカのオークションでした。 WisconsinにあるとあるGuitarショップでこの個体を発見、すったもんだもあったもののなんとか購入しました。 届いた時はものすごく感動したなぁ。。。 見た目には「フィドルカット」と呼ばれるボディサイドのカットが特徴的で、リバースヘッドのギターもこれしか持ってません。 見た目の派手さとは異なり、音は結構素直です。でもフロントとリアのPUの出力さが本当に大きくて、このバランスをとるのにちょっと苦労しますね。フロントはもう少し強めのPUに変えても良いかもしれません、っていうかリアが強すぎるんですけど(苦笑)。 リアPUはコイルタップできるように改造してあります。 問題点は、そうですねぇ。。。アバロン貝のポジションマークはゴージャスなのですが、光の当たり具合でちょっと見えにくい時があります。 あと、「こんなん絶対身近では持ってないだろう」とタカを括っていたら、意外と近くに(でも直接の知り合いではない)「エレキ弾き語りメタル」の人がいてこのモデルを使用しているんだそうな。 あぁ、「僕モデル」への道は険しいのです。
エレキギター PEAVEY eBay USAKei Maeda
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1985 Gibson Explorer Mattias Jabs Signature
1995年ごろ、だったでしょうか。 仕事の関係であちこち移動する機会が多かったのですが、その際に現地の楽器店を探して訪ね歩くのが仕事ついでの楽しみの一つになっていました。 ちょうどその頃、1980年頃のDiMarzio PAFを探していたので、まぁそれがきっかけだったのですが。 その日もふらっと、たまたま見つけたお店に飛び入り。 そうは大きくない店内を見回すと、 「。。。あれ?」 今まで見たことのないGibson Explorerが。 いや、よく知っていましたよ、このデザインのExplorerは。 好きなバンド、SCORPIONSの、これまた好きなギタリスト、Mattias Jabsのそれでしたから。 でも、日本で売ってるなんて、知らなかったので、オーナーさんに聞いてみたのでした。 すると、「他の商品をアメリカから輸入する際に、並行輸入で一緒に買ったものなんですよ」 とのこと。 でも、Mattiasが使ってたのは1ハムでFloyd Roseが付けられえていたもののはず。 これは2ハム仕様でアームもなし。なんで?でもどうやら本物のGibsonだよなぁ。。。。 手に取ってみると、あれ?変形の割に意外と弾きやすい感じ。軽めだし、ネックもそこまで細くないし。ちょっと好みよりは薄めかなぁ。。。 その頃はまだインターネットで情報を得るのも(出来なくはなかったけど)難しかったですし、このギターについてはよくわからなくて、とりあえずその日は一旦帰ったのです。 で、帰宅後。。。うーん。。。。やはり、あの子はきになる。。。気になって気になって仕方ない。。。 3日間悩んだ結果、お店を再訪して手に入れたのでした。 後年わかってきたことですが、1985年製のこのギター、Gibson Customshop Editionでアメリカでしか正式販売はしなかったモデルの様です。当時のGIbsonの広告にはSCORPIONSのGuitarist二人と一緒にこのギターが掲載されています。あぁ良かった、本物のGibsonだった(笑)。 手に入れた段階でリアPUはSeymore DuncanのCustomに変更されていたのですが、ちょっと好みではなかったのでDiMarzioのTone Zoneに交換してずっと使ってきましたが、先般ようやくオリジナル(に近い)の、1970年代のGIbson Dirty Fingersに交換できたのでした。 ボディーもネックも良く振動して、Guitar全体が鳴るってこの事を言うのだなぁ、と感じる事の出来たギターです。 もともとの白が変色してほぼ「真っ黄色」ですが、これもまた良い味を出してくれてますね。 お気に入りのLIVE GEAR、です。 S/N 80235539
エレキギター Gibson Customshop Edition 1990年代中頃Kei Maeda
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1976 Gibson Les Paul Custom
1992年のゴールデンウィーク。 San Francisco在住の友達のところに一週間遊びに行ったことがありました。 その頃から「Tokai LSのサブギター」を考えていたのと、 「Gibsonのギターを持ってみたい」「アメリカでギター買ってみたい」 という思いが重なっていたので、現地では毎日のようにギターセンターに通ってしまいました。 (そのうち、店員からは「Oh, hallo, Les Paul Man,」と声をかけられる呆れられっぷりでしたとさ) 悩みに悩んで買った一本です。 購入時、リアPUのトーンノブが無かったことも躊躇した一因だったのですが、店員に 「ノブ無いしなぁ。。。」なんて言ったら 「じゃぁ、こうすれば良いよ!」 と、隣にぶら下がっていたLes Paulからひょいとノブを外して、 「No Problem!」 って。。。おおらかな時代でした。。。。 (と言うわけで、ここのノブだけ違う色になっています) 購入して一年は現地の友達に貸しておいて、友達の帰国後に改めてご対面。 PU、ペグ、Vol. / Toneノブがオリジナルではなかったこともあって、色々手を入れてあります。 ペグはガタが結構来ていたので、GOTOH製のGROVER Typeに変更 PUは、裏面に基盤配線っぽいものが配置されている「Gibson Original」が入っていたのですが、 これをたまたま東京の某黒い楽器店さんで、ナンバードPAF(T Bucker)を新品で購入、現在はそれが載っています。 配線/ワイヤリングもなんだか色々複雑なものになっていたのを、通常のワイヤリングに戻してもらいました。 ネックはこの時期らしい薄めのネックなので最初は慣れませんでしたね(苦笑)。 音の方は、重量もあって(4.7kg)ネックも硬いのでカリッと締まった感じで、R&Rな感じがします。 改めて考えてみると、Customの方が音の感じはHard & Heavyな音楽には合っているのかもですね。 Standardはもう少し柔らかく、甘い感じがするのでBluesなんかにも似合うのだと感じます。 この子は最初から現地の友達の手元にあったり、帰国してからも友人のプロギタリストに貸し出してたり、自分のバンドのギタリストのところでお仕事してたりと、出張の多い子でしたが、これからは僕の手元でゆっくり使って行ってやりたいなぁ、と思っています。 先日頑張って拭き掃除して磨き上げたら、ツヤツヤの美人さんになってくれてます。黒いギターって、汚れが目立つんですね。 ちゃんと磨いてやろうっと。 S/N 00127476
エレキギター Gibson Guitar Center San FranciscoKei Maeda
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1959 Gibson Les Paul Jr.
仕事で近畿圏内あちこちを回っていた時代、大阪南部の某お店に行く機会を得ました。 そこでこの個体を発見。 確か2000年ごろの訪問で、お店も出来たばかりだった記憶があります(違ったかなぁ。。。) 「うわ、マジもの!?すげー。。。そういや、あの人がこれ、好きだったよなぁ。。。」 なんて思って、当時仲間を誘って「大阪楽器店ツアー(笑)」なるものを開催/決行。 僕はてっきりその友人がこれを買うと思っていたのですが。。。 「。。。これ、良いよ!君、買わない??!!」 。。。って、あれ? いつの間にか、これを手にして車に積んでいる自分がいましたとさ(苦笑)。 意外と重いんです、この子。 比較用に借りているEDWARDSのLpJrはシングルカッタウェイなのですが、それよりも重い。 目が詰まった良材である証明かなぁ、とも思います。 もちろん普通のLes Paulと比べたらメチャ軽なんですけど。 音はもうそのまんまのVintage Tone、なんだと思います。 沢山持ってないのでそもそもVintage Toneという概念は身についてないのですが、アンプが良くなればなるほど、「あぁ、エエ音やなぁ。。。。」って思います。この子の声を正確に捉えるには、良いアンプが欠かせない感じです。 ネックの感じは丸みを帯びた、本物の'59ネック。ボディは弾き込まれていて傷だらけ。それもまたVintageの雰囲気バリバリです。 購入した時点ではブリッヂがバダスに変更されていたので、日本製の古いバーブリッヂに換装してあります。本物はめちゃくちゃ高いので。。。 S/N 933946
エレキギター Gibson 秘密Kei Maeda
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2001 Gibson Historic Collection 1958 Authentic
初めて新品で買ったGibson Guitarがこれ。 2001年年末に、知り合いの楽器店員さんから連絡。 「絶対気にいるの、見つけた!」と。 見に行ったらこの'58がありました。Histric Collection 1958 Authentic、というモデルです。 ペグは工場出荷状態でGROVERに。PUはF / R がBurstbucker type 2 / 3の組み合わせ。 Topは縦の木目がはっきりと出た、若干のフリッチマッチではないかと思われます。 (6弦側の節をノ1弦側、ノブでうまく隠している感じかなぁ、と) 僕はネックが「ぶっとい」のが好きで(ここだけJimmy Pageと異なります)、この個体は'58の中でも特に太いのではないかと思えます。 音的には(これはGibson Les PaulをTokai製と比べるといつも思うことなんですが) 「あぁ、Les Paulって、本来はJazz Guitarなんだなぁ」って感じます。 Rockをやるために手に入れたのでRockなイメージしか当初は持ってなかったのですが、 年齢を重ねて来た現在、このギターの本質に気付かされる毎日です。 転売目的などないのでガンガン使ってて、傷もいっぱい、トラブルも経験していますが、欠かせない相棒になっています。 落ち着いたら各部の写真などもUpしていきたいです。 S/N 811000
エレキギター Gibson 定価Kei Maeda