1985 Gibson Explorer Mattias Jabs Signature

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1995年ごろ、だったでしょうか。
仕事の関係であちこち移動する機会が多かったのですが、その際に現地の楽器店を探して訪ね歩くのが仕事ついでの楽しみの一つになっていました。

ちょうどその頃、1980年頃のDiMarzio PAFを探していたので、まぁそれがきっかけだったのですが。

その日もふらっと、たまたま見つけたお店に飛び入り。
そうは大きくない店内を見回すと、

「。。。あれ?」

今まで見たことのないGibson Explorerが。

いや、よく知っていましたよ、このデザインのExplorerは。
好きなバンド、SCORPIONSの、これまた好きなギタリスト、Mattias Jabsのそれでしたから。

でも、日本で売ってるなんて、知らなかったので、オーナーさんに聞いてみたのでした。

すると、「他の商品をアメリカから輸入する際に、並行輸入で一緒に買ったものなんですよ」
とのこと。

でも、Mattiasが使ってたのは1ハムでFloyd Roseが付けられえていたもののはず。
これは2ハム仕様でアームもなし。なんで?でもどうやら本物のGibsonだよなぁ。。。。

手に取ってみると、あれ?変形の割に意外と弾きやすい感じ。軽めだし、ネックもそこまで細くないし。ちょっと好みよりは薄めかなぁ。。。

その頃はまだインターネットで情報を得るのも(出来なくはなかったけど)難しかったですし、このギターについてはよくわからなくて、とりあえずその日は一旦帰ったのです。

で、帰宅後。。。うーん。。。。やはり、あの子はきになる。。。気になって気になって仕方ない。。。

3日間悩んだ結果、お店を再訪して手に入れたのでした。

後年わかってきたことですが、1985年製のこのギター、Gibson Customshop Editionでアメリカでしか正式販売はしなかったモデルの様です。当時のGIbsonの広告にはSCORPIONSのGuitarist二人と一緒にこのギターが掲載されています。あぁ良かった、本物のGibsonだった(笑)。

手に入れた段階でリアPUはSeymore DuncanのCustomに変更されていたのですが、ちょっと好みではなかったのでDiMarzioのTone Zoneに交換してずっと使ってきましたが、先般ようやくオリジナル(に近い)の、1970年代のGIbson Dirty Fingersに交換できたのでした。

ボディーもネックも良く振動して、Guitar全体が鳴るってこの事を言うのだなぁ、と感じる事の出来たギターです。
もともとの白が変色してほぼ「真っ黄色」ですが、これもまた良い味を出してくれてますね。

お気に入りのLIVE GEAR、です。

S/N 80235539

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