まもなく新車の登場!
初版 2019/07/21 22:50
改訂 2019/07/22 12:42
最近ずっと休日はほぼ模型作りに大半の時間を費やしています。・・・・が、なかなか完成まで漕ぎ付くことができませんでした。昔大量に購入したGMの近鉄2410系、2600系、2610系KITを大阪線と名古屋線の丸屋根車両として、いろんなバリエーションで作成しています。中でも、マルーン色時代の車両が完成間近となってきました。車体は間もなく完成します。
一方で、GMはKITも完成品も床下機器は大雑把で多くは他の機種の流用が多く近鉄通勤車のように車体は同一でも床下機器が異なる場合はみんな同じとなってしまいかねません。友人曰く模型は上から見ることが多く屋根上の作り込みが大事と言いますが、実車を見てきた小生の目線は屋根上よりも床下にあり、完璧ではなくても雰囲気は出したいと思ってます。GMの近鉄通勤車のKITに付属する床下機器が10年位前から新しいものに変わり、これが前より実車に似てない。如何しようかと思案中で進んでいません。また、GMはエコノミーキットに使用する台車を値上げしました。1両分が400円から600円に30%の値上げで、流石に一気に購入は予算の都合で断念。ということで、完成とまではいきませんが、ここらあたりでモノ日記に掲載しました。
■2410系・2430系
実車は、大阪線用の大出力モーター搭載、MT1対1のラインデリア装備車として
登場した。2両編成が2410系、その後3、4両編成が構成できる2430系も登場
しました。時代の流れとともに、冷房化されさらに編成の組み換えなども生じ、
編成のバリエーションは多く存在します。
2411F
2010系のトップバッターとして登場した編成。登場時として模型化した
ので列車アンテナ、スカート、側面の種別表示はありません。
2420F
冷房化後の編成を模型化しました。TOMIXのTN密連カプラーは今後装着
する予定です。
2438F
登場時は3連でした。
3連で登場した中間にT車を組み込んだ編成は運用上制約が多いことから、
3連で登場した中間にM車を組み込んだ編成とで4連車と2連車に組み換え
2連車の冷房化で塗色はマルーン時代を模型化しました。
■2000系
実車は、ビスタカー2世が廃車となり、そのモーターを再利用し名古屋線用の
3連車を新製したものです。
第1、第2編成の台車は、ビスタカー2世の空気ばね台車を改造の上利用して
います。
2002F
登場時、3連のトップバッターを模型化しました。
▼模型の台車はGMであおぞら号用に製品化したKD47を装着してい
ます。
▼GMの2610系KITを使用して製作しましたが、このKITの実車
では、Mc車にはパンタが1基搭載されています。一方、2000系
Mc車にはパンタは搭載されていませんので、パンタ周辺のモールドは
削り取り、ランボードのない部分はプラバンから切り出し一体化しまし
た。
■1810系
2410系の名古屋線版として登場。名古屋線には山岳勾配区間がないため、抑速
制動装置などは省略され、さらに1M2T編成を基本としたため、中間車に
T車を連結した編成も登場しました。
のちに、編成出力の標準化のため、1810系はすべてMc-Tc編成となり、中間
車は、1000系の高性能化でM車化されたり、2430系3連車に組込まれたり複雑
な改変を伴いました。
すでに、大半の車両が廃車され、残るはラスト2編成のみとなっています。
1813F
登場時の3連として模型化しました。
1821F
冷房化後を模型化しました。
1825F
登場時を模型化しました。
1827F
冷房化後の3連として模型化しました。
Mc車は2パンタ化し、下枠交差タイプのPT4811に交換されています。
中間車は、すでに冷房車が登場していた時期であるので、2800系に準じて
屋根が深い車体断面で製造されています。
■1000系
名古屋線の旧型車の置き換えとして、高性能車1800系のみでは不足する分を、
車体のみ高性能車と同じものを製造し、旧型車の機器を使用した車両として、
製造コストを抑えて登場しました。
のちに、高性能・省エネ化され現在も活躍しています。
旧型車の機器を流用した1000系は、大半が残っていますが、これは省エネ化
されていることによるものなのでしょう。
1001F
登場時の4連車として模型化
T車、Tc車の台車は、金属ばね台車で登場。
▼実車通りM車は、空気ばね台車を装着しています。
▼Tc車(T車)は、金属ばねを装着しています。
実車は、単リンクのKD32系を装着していますが、模型は長リンクの
KD51系を装着しています。
1003F
冷房化後として模型化
1000系は、Mc車は冷房化時には将来の3連化を計画していたのか、
2パンタ化の準備をした屋根上のクーラー配置となっています。
(クーラーキセが中央に集約されています)
1004F
登場時として模型化。ラインデリアを装備しています。
この1年で相当数の近鉄丸屋根通勤車のマルーン色の組み立てを行いました。
マルーン色はあとわずかで終わる予定です。次は、南大阪線のラビット色と、
現在主流の、ツートンカラーの製作へと続きます。
Junichi Kitamura
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