SF映画の冒険 / 石上三登志《新潮文庫》

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新潮文庫より1986年に発行された『SF映画の冒険』です。石上三登志(みつとし)[1939-2012]/著、手塚治虫/解説、文庫版モノクロ324頁、ISBN4-10-147701-9、定価400円。(カバーイラストはロバート・マッコール氏による)
SF映画を中心に評論活動を行っていた石上三登志氏による評論集。「奇想天外」誌や「キネマ旬報」誌などに掲載された評論の集成です。
『スターウォーズ』『未知との遭遇』『シャイニング』『タイム・アフター・タイム』『エイリアン』『ブレードランナー』『遊星からの物体X』『ダーククリスタル』『トワイライトゾーン』他、《1970年代から1980年代半ばのSF映画黄金時代》の名作を網羅して、なかなか読ませるSF映画ガイドブックとなっています。
石上三登志氏は、『吸血鬼だらけの宇宙船』(奇想天外社)という評論集も書いてますが、出版当時としてはあまり取り上げられることが無かった、東宝特撮映画を取り上げていて面白かったです。
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