OLYMPUS OM-1 MD (後期型 MDバッジなし)

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オリンパスの一眼レフ第一号・・・ではない。
フルサイズではFTL、ハーフサイズではPEN Fがある。
OMの前にはM-1という開発者、米谷美久氏のイニシャルをつけたとの説もあるM-SYSTEMだったが、
ライツがM3やらM1などもあったのでクレームを付けてきて、その場でOMに変更したという逸話もあるモデルがあるが、
OM-SYSTEMとしては一号機のOM-1である。

が、一口にOM-1といっても、初期のモータードライブ非対応モデル、
モータードライブ対応モデルでも「MD」というバッジ(シール?)が貼られたモデル、
最後期では「MD」の記載のないモータードライブ対応モデルとある。
その後マイナーチェンジされ、NewOM-1(OM-1N)になる。

今回のコレクションはMD表記のないモータードライブ対応モデル。
実はこれ、わたしのファースト一眼レフである。
実機は手元にはないが、同じ仕様のものを再入手した。
装着レンズはズイコー50mmF1.8MC マルチコート仕様の最後期のタイプ。
カメラの年式を考えたらモノコートのF Zuikoのほうが良かったかも。

あ、底板の画像を取り忘れた。(笑)
モータードライブはどういうことか球数が少ないので、
ワインダーでもつけたいのだが、いいのが見つからない。

もっとも、小型なこのカメラをデカくする必要もないかもしれないが。
ホットシューをつけた状態がいいとかないほうがいいとか賛否があるが、
個人的にはつけてたほうがいいと思う。

メカニカルシャッター
B 1秒~1/1000
露出系内蔵
電源 H-D水銀電池
水銀電池は環境問題から生産されていないので、
メーカーがオーバーホール時にバッテリーケースを改造してボタン電池を使用する仕様にしたものか、
水銀電池仕様のカメラ用の電池アダプターでボタン電池を使用すれば動く露出計は作動させられる。
ただし電池アダプターは1.5Vから1.35Vに減圧する抵抗付きアダプタを推奨する。
電圧が違うと露出計が狂うからだ。

ペンタプリズムが腐食しやすい一眼レフカメラが多いが、このカメラも腐食する。

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