大百怪 第二巻 No.5 すっぽんの幽霊

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《物語》
料理屋で大好きなすっぽんに舌鼓を打っている男。「酒をくれ」と人をよぶが、誰も来る気配がない。
「酒だ!!」男が店の奥をのぞく。と、亭主がいきなりニュッと現れた。口を突き出し、手足がばかに長い。まるですっぽんのよう……。
男はぎょっとしたが、次の瞬間、亭主は普段の無愛想さで、酒を用意しているだけだった。

#妖怪
#水木しげる
#ゲゲゲの鬼太郎

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