gibson les paul junior 1960

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SGになる直前の1960年製Jr.。大層売れたそうで、値段はともかく今でも大量に出回っていてよく見かける。キース・リチャーズやスティーブ・マリオットが1970年代になってから愛用し始めたのは、簡単に代わりが手に入るからと言う動機もあったのかもしれない。
私がこのモデルが欲しくなったきっかけもこの二人で、facesにゲスト出演した時のキースのズ太い音や、跳ねるようなアクションで"I Don't Need No Doctor" をかき鳴らすマリオットの音を聞いて、絶対に手に入れたいと感じた。
色々ギターは持っているが、一番いいギターはどれ、と聞かれた時は大抵このギターを挙げている。アコースティックなクリーントーンからヘビーな音まで楽器としての守備範囲がとても広い印象で、楽器として得点をつけるなら最高得点はこれである(好きなギターとか、かっこいいギターといった質問になるとまた答えは変わるが)。ジュニアでこれならスタンダードやカスタムはどれだけ良いのだろうか、と恐ろしさも感じるが、 epiphoneで言うとcoronetとcrestwoodは音の路線が完全に別物なのでジュニアが好きだからと言って他のモデルも好きになるかはまた別問題かもしれない。

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